“161−2”のスコアに高校女子バスケ連盟激怒。勝利チームのコーチが出場停止に。(米)

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2015年01月18日 19:32  Techinsight Japan

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161−2の圧勝で連盟を怒らせた米・高校女子バスケチーム(画像はthebiglead.comのスクリーンショット)
何かというと「It’s not fair」と口にするアメリカ人。こんなところにもその精神が働いてしまうのであろうか。高校女子バスケットの試合で、161−2という圧勝を遂げたあるチームに対し、連盟が強い憤りを示したとして話題を呼んでいる。

選手たちの実力があまりにも優れていることから相手チームおよび連盟から批判されてしまったのは、米カリフォルニア州サンバーナーディーノにある「アローヨバレー高校」の女子バスケットボールチーム。そのコーチを務めるマイケル・アンダーソン氏に対し、連盟はなんと向こう2試合の出場停止を言い渡した。

対戦相手は近隣の町にある「ブルーミントン高校」であった。試合開始直後から2チームの選手の実力差は歴然としており、その結果スコアは161−2。史上まれにみる大差での惨敗にブルーミントン高校は大恥をかき、主催者である連盟も激怒。アンダーソン・コーチが始終コートサイドに立って選手らに檄を飛ばし、相手チームに対し強いプレッシャーを与える“オールコートプレス”のスタイルを取ったことが原因だとして、「相手チームに対する敬意に欠けている」と制裁を検討したのであった。

アンダーソン・コーチはその後、地元メディアの『San Bernardino County Sun』紙に「むやみに得点を稼ぎ、相手に恥をかかせてやろうなんて悪意はありませんでした。過去4試合においても、私達は70点以上の差をつけて相手チームを倒してきているのです。それに一旦波に乗ってくると、プレー中の選手は私の言うことなんて聞いていませんからね」と話し、自分は“オールコートプレス”のタイプではないとした。彼は他校のチームこそ、もっと選手たちの実力の底上げを図るべきだと考えている。自分たちはどの試合においても全力で臨み、協会が望む“手加減”などするつもりは毛頭ないという。

※ 画像はthebiglead.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)


このニュースに関するつぶやき

  • オールコートプレスって立派な戦術でありどんなに弱小校相手でもきっちり手を抜かずに勝ちに行くというむしろ賞賛すべきことなのに逆に処分というのは・・・。
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