1400万円超の宝くじに当選した夫婦が強盗被害に(英)

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2017年10月13日 16:44  Techinsight Japan

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宝くじに当選した夫婦、強盗被害に遭う(画像は『Daily Star 2017年10月11日付「Couple who won £100k scratch card ROBBED in home just days after posing with big cheque」(SWNS)』のスクリーンショット)
気まぐれで買った宝くじに当選し、運の良さに歓喜した英ウエスト・ミッドランズの夫婦。しかしその後、強盗に押し入られ命の危険に曝された挙句、高額な所持品を盗まれてしまった。『Daily Star』『The Sun』などが伝えている。

ウエスト・ミッドランズのウルヴァーハンプトンに住むリー・デイヴィスさん(27歳)は、気まぐれで購入した国営宝くじの1ポンドのスクラッチカードで見事100,000ポンド(約1480万円)を獲得した。

「雑貨店で当選を知った時には、木の葉のように震えました。婚約者と来年6月に結婚式ができるという夢を叶えるだけでなく、4歳〜9歳の3人の子供たちのためにも新しく家を購入する資金にもなるし、素晴らしいタイミングと自分の運の良さが信じられない気持ちでしたが、完璧だと思いました。」

思わぬ大金が手に入るとなれば誰でも興奮するだろう。リーさんも婚約者のキャリーアン・コープスティックさん(26歳)とその喜びを公共の場で分かち合った。2人は9月29日に、リーさんが大ファンというサッカークラブチーム「ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズ」の本拠地であるモリニュー・スタジアムで、シャンパンを片手に賞金が書かれた宝くじのボードを持って祝福し、賞金の一部で早速、衣類や宝石などを購入した。

しかしそんな喜びも束の間、10月9日の夜中3時半頃、リーさん宅に強盗が押し入った。ナイフや金属棒を持った黒い目出し帽と黒い服を着た複数の強盗犯は、就寝中のリーさんとキャリーアンさんを起こし「金はどこだ、ゴールドはどこにある」と言い、リーさんを金属棒で殴りつけ「動くな。静かにしろ」と脅した。

命の危険を感じたリーさんとキャリーアンさんは金目のものを渡すと、犯人らはすぐに逃走した。「子供たちが寝ていた部屋に入られなかっただけでも良かった。起きて一部始終を目の当たりにしたら、一生トラウマになっていたことでしょう」と不幸中の幸いであったことをリーさんは語る。

しかしネックレスや指輪8点のほか、4,000ポンド(約59万円)のゴールドのチェーンネックレスや900ポンド(約13万円)のブレスレットを含む11,000ポンド(約163万円)相当の宝石類と、3台で1,500ポンド(約22万円)相当のiPhoneが盗まれてしまった。

警察では現在、逃走した犯人を追っている。リーさんは宝石を無事に取り戻してくれた相手に対して2,000ポンド(約29万円)の報酬を支払うとFacebookに投稿したものの、家の鍵を盗まれたことから再び強盗犯に狙われるのではという不安を抱えており「鍵をすべて変えたのですが、奴らが鍵を持っている理由を考えるととても用心深くなっています」と話している。

大金が当たってしまったことにより人生が変わってしまいました。当選したことを公にしなければどれほど良かったことか。そのせいで私たちは強盗の標的になってしまったんです。犯人は地元の奴らで、私たちが金を買って持っていることも子供がいることも知っていました。きっと新聞を読んだのでしょう。」

このニュースを知った人からは「宝くじに当選してもメディアには出ないほうがいいってこと」「今後の当選者のいい教訓になったと思うしか…」「でも犯人は絶対に捕まえてもらわないと」といった声があがっている。

画像は『Daily Star 2017年10月11日付「Couple who won £100k scratch card ROBBED in home just days after posing with big cheque」(SWNS)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

このニュースに関するつぶやき

  • こんなのがあるから、日本は昔から公表してないのにね。
    • イイネ!306
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