反省ばかりしてない?「ネガティブ育児」を今年で卒業する方法

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2014年12月31日 21:11  &Mama

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今年もあとわずか。年末になると何かと一年を振り返ることが多くなりますが、育児中のママであれば、この1年の自分のママとしてのあり方を考えることも多いのでは?


いざ振り返ってみると、出産前に思い描いていたような育児とは程遠く、「反省ばかり……」なんて方もいるハズ。


そんなあなたは、もしかすると知らず知らずに“育児の負のスパイラル”に陥っているかもしれません! 


そこで今日は、『子育て心理学のプロが教える輝くママの習慣』の著者・佐藤めぐみが、育児における負のスパイラルを今年で終わりにするための大事なポイントをお伝えしていきます。



■研究が進む「ネガティブ思考をポジティブにする方法」


いまや、プラス思考やマイナス思考は学問的にしっかりと研究されている分野。なぜなら、私たちの毎日の快適度を左右する大きなファクターだからです。


特に最近は、“クオリティー・オブ・ライフ”と言った“生活の質”により重きをおくようになり、ポジティブ心理学が脚光を浴びています。


それとともに、どうすればネガティブから脱出し、ポジティブ思考になれるかが明らかにされてきています。


筆者が推奨している『プラス思考育児メソッド』も、ポジティブ心理学がベースになっているのですが、基本、ネガティブ育児をポジティブ育児に変えていくことがメインテーマ。


では、ネガティブ育児とポジティブ育児、なにがどう違うのでしょう?



■なぜ「負のスパイラル」にはまっちゃうの?


一番違うのは、両者の視点。朝起きてから、夜寝るまで、私達は、色々なものを見たり聞いたりしますね。でも「何を見るか」「何を聞くか」は、その人それぞれ違います。


なぜ違うかというと、何を見るか聞くかは、その人が自ら選んでいるからです。目に映るもの、耳から入ってくる情報を全部取り込んでしまったら、それこそパンクしてしまいます!


その選ぶプロセスのときに、カギを握るのが、「そのとき心で何を考えているか」「どんな気持ちでいるか」などの心の状態。


良い気分のときには、それに見合ったポジティブな情報が目に留まりやすく、ネガティブな気分のときには、暗い情報を集めがちになります。


例えば、最近、咳が出るなぁと感じているとします。


「何か悪い病気のサインかも!」と不安になりだすと、その原因が気になり、検索エンジンに「咳」「病気」と入れます。すると、「咳=病気」を裏づける情報ばかりがズラリと出てきます。それもそのはず、「咳」「病気」をリンクさせる情報を検索しているのですから!


なかには命に関わる病名までもが出てきて、さらに気分が滅入ることに……。「暗い情報なんてイヤだ」と思いながらも、より暗くなるような情報を自然と集めてしまっているのです。



■ネガティブ育児脱出のポイントは?


このように、私達は、自分のその時の心の状態に見合った情報を拾う習性があります。


でも、意識をすると、目の向け先は変えることができます。これはやってみると意外と簡単です。そして、意識をしないと、簡単に元に戻ってしまいます。


大事なのは「ポジティブな方」「明るい方」を意識して探すことです。


その際のポイントは、心の中で、自分に対し、あくまで肯定形の言葉を使うこと。


「ネガティブ育児を脱出したい!」と思うと、うっかり「ネガティブにならないぞ」と意識したくなります。でも実はこれだと不十分。


「ネガティブにならないぞ」と自分に言い聞かせると、余計に「出来ていない自分」「ダメな自分」が頭にちらついてしまいます。


自分に言い聞かせていきたいのは、「ポジティブになるぞ」というフレーズ。これだと、そこにはもうネガティブ感がないので、素直に明るい方を向きやすくなります。



ぜひ、来年の目標は、あくまで肯定形で。


“脱・ネガティブ“ではなく、“Be・ポジティブ”を加えてみてくださいね。



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【著者略歴】※ 佐藤めぐみ・・・心理学がベースのポジティブ子育て『プラス思考育児メソッド』でママをサポートする『ポジカフェ』主宰。ママ向けストレス診断、悩み相談、叱り方教室 『ポジカリ講座』 など育児コンサルタントとして活動中。著書は、『子育て心理学のプロが教える輝くママの習慣』(あさ出版)、『叱るときのイライラがなくなる! 子育て心理学のプロ 佐藤めぐみの「ポジカリ」メソッド』 (All About Books)[Kindle版]など。



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  • なにこの例えwネガティブ育児と言えば「近い日に産まれたのにあの子はもう○○できてウチの子はできない…」とかの例のほうがよくねw
    • イイネ!11
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