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無駄遣い、なくしたいと思いませんか?
必要ないものをうっかり買って気持ちがいいのは、そのときだけ。しばらく経つと「何で買ったんだろう……」と激しく後悔してしまいますよね。
なかなか止まらないことで悩んでいるなら、口癖を変えてみては? 呟くだけなので、どんな人でも簡単にできます。そこで、消費生活アドバイザー・丸山晴美さんの著書『節約の作法』を参考に、“無駄遣い防止に効果的な口癖”をご紹介します。
■口から出る言葉ひとつで無駄遣いがなくなる理由
まず、本当に口癖ひとつで無駄遣いがなくなるのかどうかが、気になるところですよね。これは、マザー・テレサの残した名言をよく読むと、どれだけ効果があるのかよくわかります。
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「思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから」
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この名言は簡単に言うと、「こうしたい」と決めた言葉に口にすると、行動が少しずつ変わってきて、やがてその通りになっていく、ということです。
口癖のような“小さな変化”でも、積もり積もれば自分の中で当たり前になっていきます。無駄遣いが習慣になっている人でも、口にする言葉でじわじわ意識が変わっていけば、無理なくやめられるものなのです。
■無駄遣いをスルリとやめられる魔法の口癖6つ
それでは、実際にどんな口癖がいいのか、肝心な部分を見ていきましょう。丸山さんは著書の中で、以下の6つを推奨しています。無駄遣いを減らすために、心の中でもいいので呟くようにしてみてください!
(1)「どれだけ必要で、どれだけの効果が期待できるのか?」
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例えば服。「買うとどんな効果があるかな……」と口にするだけで、色々と考えないといけなくなり、その場で衝動買いせずに済みますよね。
(2)「家にあるもので代用できないのか?」
商品を手に取る前に、「うちには●●があるからいいや」などと言うのもいいと思います。
(3)「本当にこれがなければダメなのか?」
インターネットで買うときも、“購入ボタン”を押す前に「もっといいのがあるはず」などと呟くだけで無駄遣いが減らしやすいですよね。
(4)「売り文句に惑わされていないか?」
流されやすい人は、「惑わされちゃダメ!」と口にする回数を増やしてみてください。
(5)「1週間後も同じ気持ちか?」
そもそも、“即決はしない”だけでかなり無駄遣いの防止になります。セールなどに行くときは、ぜひ自分に問いかけてみましょう。
(6)「長期にわたって使えるか?」
常日頃から、「買うのはずっと使えるものだけ!」と宣言しておくのもいいですよね。
子育て中のママは節約を意識するあまり、安売りに飛びついて失敗しがち。しかし、上記のどれかひとつでも口癖にすると、賢い買い物ができる女性になれますよ。
また、もし無駄遣いをなくす以外の、もっと本気の節約が知りたいなら『節約の作法』に詳しいテクニックがつまっています。
「こうすればよかったのか!」と驚くものばかり紹介されているので、一度読んでみては? お金の管理が得意じゃない女性ほどオススメですよ!
【参考】
※ 丸山晴美(2010)『節約の作法』 SBクリエイティブ
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