NEWS 増田、KAT-TUN 中丸、Kis-My-Ft2 藤ヶ谷……グループを越えた、知られざる“同期の絆”

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2016年06月28日 07:01  リアルサウンド

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(C)タナカケンイチ

 ジャニーズには、大御所から10代のジャニーズJr.まで幅広い年齢層が所属する。ジャニーズでは、メンバー内の先輩後輩の関係が、基本的に入所順で決まっており、年齢関係なく同時期に入所したメンバーを“同期”と呼び合っている。かつて同期だったメンバーは、V6の森田剛・三宅健や、嵐の松本潤・相葉雅紀・二宮和也など、そのまま同じグループとなって活動する場合もあるが、同期が様々なグループに点在しているケースも多い。


(参考:NEWS、グループ活動に追い風 ファン以外も巻き込み更なるブレイクなるか?


 ジャニーズの中で同期会を開催するほど、いまだに交流が深いと言われているのは、NEWS・増田貴久の代。増田は、5月17日放送のラジオ『KちゃんNEWS』(文化放送)で、KAT-TUNの亀梨和也・中丸雄一、A.B.C-Zの塚田僚一と同期会を開いたことを明かしていた。


 亀梨、中丸、増田は同じ日にオーディションを受けた同期だ。亀梨は、KAT-TUNとNEWSが出演した2014年5月21日放送の『ザ少年倶楽部プレミアム』(NHK BS)で、ジャニーズJr.時代を振り返り「増田とさ、電車とかで通ってたよな。山手線一緒に乗ってたもんな」と語っていた。増田と亀梨は最近も、4月13日に行われた『“東京ドームに全員集合”みんなにサンキュー!ジャニーズ野球大会』で、亀梨がピッチャー、増田がバッターという同期対決での共演を果たした。共演以外に、お互いのグループのコンサートを観に行くことも多いようだ。


 また、増田と中丸の仲の良さは、ファンの間では周知の事実。増田と中丸は、雑誌『POTATO』(学研パブリッシング)が創刊30周年を記念してスタートした、ジャニーズグループの枠を超えた2人が登場する対談企画の第1回目にも抜擢されている。同誌では、2人がプライベートで食事や旅行、買い物を共にしたトークを展開。中丸が主演を務めた2009年放送のドラマ『RESCUE〜特別高度救助隊』(TBS系)では、仲が良いという理由で増田との共演が決まったという事実も明かしていた。


 一方、同期会に参加できなかったのがKis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔だ。KAT-TUNやNEWSに比べると、藤ヶ谷や塚田はデビューが遅く、同期と思われにくい彼らだが、中丸と藤ヶ谷はつい先日テレビで久々の共演を果たした。中丸がコメンテーターを務める『シューイチ』(フジテレビ系)の6月19日放送に、藤ヶ谷が映画の宣伝のためVTRで登場。中丸は、VTR上の藤ヶ谷にツッコミを入れながらも、ジャニーズJr.時代に藤ヶ谷とシンメトリーを組んで活動していたというエピソードを明かした。また、塚田も同期の増田とは交流が続いている様子。塚田が度々、自分の周囲のジャニーズタレントを集めて開いている“塚田会”に、増田が加入したことを『QLAP!』(音楽と人)4月号で語っていた。


 ジャニーズ事務所への入所時期というスタート地点は同じだが、それぞれ全く別の道を歩んでいる5人。順調にデビューへ進んでいた増田は、メンバーが数多く脱退し、結成時に比べると半分以下の人数で活動を継続、亀梨と中丸もKAT-TUNが充電期間に突入した。それぞれが今、試練を乗り越えようとしている。どんな試練があろうとも彼ら自身が活動をやめないのは、同じく辛い経験をしてきた彼らが励まし合い、支えとなっているからではないだろうか。そして、塚田や藤ヶ谷がデビューを諦めなかったのも、中丸、亀梨、増田の活躍、同期というライバルの存在が彼らの励みになっていたことだろう。同期という支えは、今後も彼らにとって強い味方になっていくはずだ。(梅中麻衣)


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