嵐×乃木坂46、共演の意外性 2組が「A・RA・SHI」コラボパフォーマンスで得るものは?

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2017年11月25日 07:02  リアルサウンド

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 嵐が、11月16日の札幌ドームより、5大ドームツアー『ARASHI LIVE TOUR 2017-2018「untitled」』をスタートさせた。同ツアーは翌年1月14日の大阪ドームまで6会場18公演にて行われる。1年を通して多忙を極める嵐だが、年の後半は例年フル稼動。アルバム制作とリリース、同時にコンサートの準備を経ての本番。その合間にはレギュラー仕事やそれぞれのソロ活動をこなしていくという、怒涛のスケジュールである。それに加えて増えてくるのが、テレビ各局での年末音楽特番だ。


(関連:『ベストアーティスト2017』全出演者発表 亀と山P、欅坂46、back numberら追加で総勢35組


 今年は、櫻井翔が総合司会を務める、11月28日放送の『日テレ系音楽の祭典 ベストアーティスト2017』(日本テレビ系)が音楽特番出演の幕開けを飾る。『ベストアーティスト2017』では、すでに「I’ll be there」と「Doors 〜勇気の軌跡〜」による「嵐2017スペシャルメドレー」の披露、「みんな踊れる!振り付けソング50年メドレー」への参加がアナウンスされており、なかでも発表時に多くのファンを驚かせたのが、嵐と乃木坂46による「A・RA・SHI」のコラボレーションである。


 「みんな踊れる!振り付けソング50年メドレー」内の企画として行われるこのコラボレーション。ともに男性・女性アイドルシーンを牽引する2組ではあるものの、これまでコラボと呼べるほどの共演の機会はなかった。嵐と乃木坂46という組み合わせを聞き、すでにありそうでなかった意外な盲点をつかれたという印象を受けた。


 嵐と女性アイドルの共演といえば、『2015 FNS歌謡祭』(フジテレビ系)での、ももいろクローバーZとの「WISH」のコラボレーションが思い出される。この時は、ともに5人組というメンバー構成を生かし、ペアで見せる振付やフォーメーションが多く取り入れられていた。そういう意味でも、今回のコラボレーションは放送されるまでどのようなパフォーマンスになるのか想像がつかないのも面白い。


 また、乃木坂46が「A・RA・SHI」をパフォーマンスするというのも、普段の彼女たちの楽曲イメージからすると意外性があるかもしれない。清楚で正統派というグループの存在が、そのまま「君の名は希望」などの代表曲の印象ともリンクするからだ。しかし、乃木坂46は、ファンの間では“夏曲(夏にリリースされるシングル曲)”として親しまれている「太陽ノック」や「ガールズルール」、「裸足でSummer」などコンサートを盛り上げるいわば「A・RA・SHI」的な持ち曲も多い。ファン以外の視聴者へ向けて乃木坂46の新鮮な魅力が伝わる機会にもなるだろう。


 もちろん、嵐も乃木坂46とのコラボレーションから得るものは大きいはずだ。近年、最新アルバム『「untitled」』リードトラック「『未完』」MVで女性ダンサーとのペアダンス取り入れるなど、新たなパフォーマンスを追求する姿勢を見せているように、今回もまた、大所帯のグループとともにステージを作り上げるという一つの挑戦である。


 幅広い世代から支持される国民的アイドルグループ2組の共演は、今年の年末を盛り上げる重大トピックとして多くの注目を集めることになるだろう。(竹上尋子)


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  • 正直、こういうの求めてない。ももクロはいいけど乃木坂は嫌。AKBはもっと嫌。
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