尾田氏「サンジの出生の秘密に切り込むときがきました」 出番少なく、もはや死亡説まで流れるサンジはやはり天竜人!?

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2015年12月24日 20:11  おたぽる

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おたぽる

『ONE PIECE.com』サンジ紹介ページより。

 単行本累計発行部数3億部を突破した「週刊少年ジャンプ」(以下、「ジャンプ」)で連載中の我らが『ONE PIECE』(共に集英社)。名前を聞いたことがないという人はもはやいないと思われるが、なんだかんだで読んだことがない人や、読んでいたけど途中で断念した人もいるだろう。



『ONE PIECE』の主要キャラクターにサンジというコックがいるのだが、そのサンジが今月21日発売の「ジャンプ」最新話(第810話)に登場し、ファンを沸かせている。また、先ごろ開催された「ジャンプフェスタ2016」では、作者・尾田栄一郎氏の「来年はサンジの年になる」とのコメントが発表され、そちらに対しても歓喜の声が上がっている。ただ、「どうせ天竜人なんだろ」という「はいはい、知ってます知ってます」的な声も。



 三刀流のゾロ、女航海士・ナミ、狙撃の王様・ウソップに続き、麦わらの一味となったサンジ。無類の女好きでしばしば鼻の下を伸ばしているが、料理をする手を傷つけてはならぬと、足(蹴り)技で敵と戦ったり、常時タバコを吸っていたりと、ときには男気を見せるキャラクター。



 出会い別れが描かれることが多く、泣きマンガとしても評価される『ONE PIECE』の中で、特に絶大な支持を受けているのも、サンジ加入のシーン。いつもはツンとしているサンジが、海上レストラン「バラティエ」のオーナー兼料理長・ゼフに別れを告げるべく土下座をし、「クソお世話になりました」と発したシーンは語り草だ。ただ、「そこがピーク」という声もあったりする。



 麦わら一味の人数が9人となった今、グループに分かれ、各編でバトルを展開するのが『ONE PIECE』の基本だが、近年サンジの登場シーンは極端に少ない。2年近く出なかったことさえある。それにより、ファンの間では常々サンジが出ないことが問題視されていた。しかし、そのことについて、尾田氏が手紙で「ジャンプフェスタ2016」にて言及。



「来年はサンジの年です。サンジの出生の秘密に切り込むときがきました――ドレスローザで休んでいた残りのメンバーが大活躍します」



 ドレスローザとは、ドフラミンゴ率いるドンキホーテ海賊団と激突した、単行本約10巻にも及ぶ長編。サンジももちろん参戦していたが、途中からナミやチョッパーなどと一緒にサウザンドサニー号(一味の海賊船)で次の島に向かい、終盤ではほとんど出番がなかった。それだけに尾田氏の言葉に喜ぶファンは多い。



 しかし、中には「あの眉毛見る限り貴族だな」「あのクルクル眉毛のセンスは天竜人」「サンジは天竜人」「天竜人なんだろ?」「やはり天竜人だったか 」など、“出生の秘密=天竜人”と先の展開を読む読者も見られる。



 天竜人とは、800年前に「世界政府」という一大組織を作り上げた20人の王たちの末裔。一般人のことを「下々民」と毛嫌うどころか、同じ空気が吸いたくないと宇宙服のカプセルのようなものを被り、聖地マリージョアで生活をしている。また、天竜人は一般人を殺すこともOK。現在までに何人かの天竜人が登場しており、ドフラミンゴもそうだった。



 なぜ、サンジが「天竜人では?」とされるのかは、「ノースブルー出身なのに、出会ったときはイーストブルーにいた」「両親不明」「手配書がひとりだけ手書き」「クロコダイル戦のときに“Mr.プリンス”と名乗った」などの理由から。どれも何とも言えない理由ばかりだが、推測するのも楽しみ方のひとつだ。



「ジャンプ」最新話でのサンジ登場シーンは、回想における4コマのみ。セリフに至っては「ブルック!ナミさんをここで守れ 奥を見て来る」の一言だけとなっている。天竜人かどうかはさて置き、死亡説まで流れるサンジが、来年どれだけ活躍を見せるか注目したい。


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  • 異常なほど巻きまゆ毛なのにこんなに愛されるのはサンジならでは!(*^艸^)
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