『日本相撲協会』から給料がもらえる力士は10人に1人だけ

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2015年07月16日 16:40  週刊女性PRIME

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 7月12日から開催している大相撲の夏場所。相撲人気はジワジワと広がって、相撲好き女子こと“スー女”たちが急増中。そこで、知っていそうで意外と知らない相撲のマメ知識をまとめて紹介しよう。 ・お給料がもらえるお相撲さんは10人に1人   力士には『日本相撲協会』から給与が毎月支払われているが、その対象となるのは『十両』以上の力士だけで、約70人ほど。現在、大相撲の力士数は700人弱なので、給与がもらえるのは全力士の中で、10人に1人ということになる。 『幕下』以下の力士は、わずかな手当程度は出るが基本、無給。しかも番付的には隣り合う『幕下』と『十両』の月給は約100万円もの差がある。 力士が引退するときに、力士人生で最もうれしかったことに“十両昇進”を挙げるケースが多いのは、このためと言われている。このような仕組みはほかのプロスポーツにはない相撲独特なもの。そのため、幕下力士の取組はガチンコ勝負が見られるのも魅力。 ちなみに『十両』以上の力士だと、引退力士を対象に支給される『養老金』ももらえる。これはいわゆる退職金のようなもので、番付の地位や勤めた場所数などを考慮して決定されるという。 ・力士が東西に分かれて戦うワケ   もともと東と西に相撲団体が2つあったという説もあるが、1909年に旧両国国技館が開場したのをきっかけに、力士をふたつのチームに分ける東西制が採用され、東西対抗の団体戦という形で相撲が行われていた。 東側と西側に分かれて戦うので、東と東、西と西の取組はなく、優勝旗をつくり、幕内の東西のそれぞれの勝ち星を合計して、多いほうを優勝とし、翌場所の番付で東の位置づけとしたんだとか。 ‘65 年からは、部屋別総当たり制が始まったが、昔の名残として、東西に分かれた『番付』が今でも発表されている。ただ、現在は力士の成績を加味して、上から順に東の横綱から振り分けているだけ。

このニュースに関するつぶやき

  • 十両の現在の給料が100万円以上とは知らなかった。関取にとっても月給100万円は魅力なんだねえ。
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