みずがめ座エータ流星群がゴールデンウィーク中の5月6日に極大を迎える。
ハレー彗星を母天体とするみずがめ座エータ流星群は、1月の「しぶんぎ座流星群」、8月の「ペルセウス座流星群」、12月の「ふたご座流星群」に次ぐ規模で活動している流星群。国立天文台によると、今年は極大を迎える6日の前後2〜3日間の月が沈んでから薄明が始まるまでの間が、月明かりに影響されることなく、条件よく流星を観察することができるという。また、極大当日よりも極大の前の方が、月が早く沈むため好条件の時間が長く続く。
観察にあたっては、方位を気にする必要はないが、近くに明かりがなく空を広く見渡せる場所がおすすめ。望遠鏡や双眼鏡は使わず、肉眼での観察が適している。観察できる流星の数は1時間に5個程度だが、放射点の高度が低いため、経路の長い見事な流星を目にすることができるかもしれない。