ホーム > mixiニュース > IT・テクノロジー > IT総合 > 通信料過剰請求でローチケ謝罪

転売対策「電子チケット」でまた混乱 星野源ライブ「通信料1万円」も ローチケが謝罪・返金へ

56

2017年05月20日 11:55  ITmedia NEWS

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

ITmedia NEWS

写真ローチケアプリの起動画面。SMS認証を求められる。「国際SMSを使用します」の注意書きは13日以降に表示されるようになった
ローチケアプリの起動画面。SMS認証を求められる。「国際SMSを使用します」の注意書きは13日以降に表示されるようになった

 星野源さんのライブチケットをめぐり、混乱が起きた。転売対策の一環として「電子チケット」(デジタルチケット)が導入されたが、電子チケットを取得するためのアプリのシステムに問題があり、一部のユーザーが、数千円〜1万円の通信料を過剰に請求されてしまったのだ。


【拡大画像や他の画像】


 問題が起きた電子チケットアプリ「ローチケ」を提供するローソンHMVエンターテインメントは5月19日、アプリの不具合を謝罪。ユーザーが支払った余分な費用について、返金すると発表した。


 電子チケットは、購入した本人のスマートフォンでしか表示できないため、チケットの転売対策として普及しつつある。一方、システムの不具合などによる混乱が頻発しており、今年4月にはジャニーズ事務所主催のイベントでも問題が起きている。


●「米国へのSMS送信」で認証 エラー頻発


 5月21日に開幕する星野源さんのライブツアー「Continues」は、紙チケットか電子チケットを選べ、電子チケットなら、行けなくなった場合に払い戻しできる「リセールシステム」が利用できる。


 購入済みの電子チケットを閲覧・取得するため、購入者はアプリ「ローチケ」をインストールした上で、SMS認証する必要があった。


 一般的なSMS認証は、業者側からユーザーにSMSが送られてくるため通信料は不要だが、ローチケのアプリでは、ユーザーから業者にSMSを送らねばならず、通信料はユーザーの負担。さらに、SMSの送信先が米国で、国際SMSの料金(1通50〜100円)を支払わねばならない仕組みだ。


 加えて、「何度SMSを送ってもエラーが出て認証できない」という不具合が発生。「認証のために数千円〜1万円もの通信料がかかった」と報告するユーザーが続出した。


●輻輳で不具合 ローチケが謝罪・返金


 ローソンHMVは19日、「本来、1送信分の通信料のみで利用できるサービス。複数回のSMS送信で発生した費用は弊社が負担する」と発表。SMS送信時の電話番号に、SMSで返金方法を案内するという。


 認証に不具合が起きた理由は、SMSが集中して通信できない状態になる輻輳(ふくそう)が起きていたためとみている。


 同社は「お客様ならびに公演主催者、関係各社のみなさまへ多大なるご迷惑をお掛けいたしましたこと、深くお詫び申し上げます」と謝罪。輻輳対策は既に行ったとしている。


 通信料が割高な国際SMSを使った理由や、ユーザーに通信料負担がかかる仕様にした理由については「回答を控える」としている。


●繰り返される「デジチケ」の混乱


 チケットの高額転売が社会問題になる中、購入者本人のスマートフォンでのみチケットを表示できる電子チケットを導入するアーティストが増えている。ただ、システムや運用はまだ発展途上で、トラブルも頻発している。


 最近では、今年4月に行われたジャニーズ事務所主催のイベントで、電子チケットの読み取り機械の不具合が起きたり、存在しない座席番号が案内されるなどの問題が発生。5月の「Kis-My-Ft2」のライブチケットでも「購入したチケットのQRコードが開けない」とのトラブルが報告されている。


●お詫びと訂正


初出時、国際SMSの送信先を「英国」としておりましたが、米国の間違いでした。お詫びして訂正いたします。


あなたにおすすめ

このニュースに関するつぶやき

  • 星野源…恋。デジチケ…故意 かぁ(´;ω;`)コラコラかかってねえよ!
    • イイネ!0
    • コメント 0件
  • そもそも転売がなければこの手のシステムを整備する必要はありませんし、最初から完璧なシステムは作れませんね。誤りに気付いたら謝罪して返金すれば良いと思うよ。
    • イイネ!20
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(33件)

ニュース設定