東京・渋谷区が、同性カップルを「結婚に相当する関係」と認め、証明書を発行する条例案を3月の区議会に提出することを決めたと共同通信などが報じた。区民や事業者に対し証明書を持つ同性カップルを夫婦と同等に扱うよう協力を求める条例案で、詳細は12日午後に公式HPで発表。可決されれば4月1日に施行され、証明書は2015年度内の開始を目指すという。
同性カップルに”結婚に相当する”証明書条例案提出への画像を拡大
同条例案は、同性カップルがアパート入居や病院での面会を断られるケースが問題になっていることを踏まえ2014年から検討が進められてきた。対象となるのは、後見人となる契約を交わしていることなどを満たした区内に住む20歳以上の同性カップルで、同区は3月に行われる区議会で条例案提出。同条例には法律上の効力はないが、成立すれば同性カップルをパートナーとして証明する制度は今回が国内で初となる。
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