ドレスキャンプのショー会場を4ブランドがジャック 新プロジェクト「HAPPENING」始動

東京のファッションウィーク最終日の3月22日、「DRESSCAMP（ドレスキャンプ）」2014-15年秋冬コレクションの発表直前に、ショー会場内でゲリラショーが開催された。仕掛けたのは、スタイリスト伏見京子を中心に東京のファッションシーンを変えたいという思いから発足したチーム「HAPPENING（ハプニング）」。プロジェクトの第一弾として、国内外の新進デザイナーが手がける4ブランドの作品が披露された。

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　「HAPPENING」発起人の伏見京子は、東日本大震災を機にバイヤーの来日が減り、また新進デザイナーの育成や支援の必要性に危機感を感じたことからプロジェクトを立ち上げたという。メンバーは、スーパーバイザーに生駒芳子を迎え、モデルやヘアメイク、フォトグラファーなど、ボランティアで構成されている。今後の活動について伏見京子は、「国内外のデザイナーをサポートしてシェアするプラットフォームを作り、将来的にはASIA COLLECTION（アジア コレクション）に発展させたい」と話している。

　「DRESSCAMP」のショー会場でゲリラ的に行われたプロジェクトの第一弾では、国内の才能のある新しいデザイナーの作品を発表し告知することを目的に実施された。フィーチャーしたのは、コスチュームデザイナーが手がける「ARAKI SHIRO（アラキ シロ）」や高円寺キタコレビルにショップを構える「GARTER（ガーター）」、元歌舞伎俳優のディレクター榎原大知による「Nyte（ナイト）」、そして韓国出身で東京を拠点に活動する「LEONARD WONG（レオナード ウォン）」の4ブランド。客入れ中の会場で、それぞれ3人のモデルが作品を着用してランウェイをジャックした。
■HAPPENING
　http://your-happening.com/