“身投げ”ユーチューバーに批判殺到「馬鹿は存在するだけでコスト」。

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2015年07月29日 17:30  ナリナリドットコム

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“若気の至り”というのは、どこの国でも見られるものなのかもしれない。英国に住む17歳のシンワリ少年は、YouTubeに動画を投稿する「ユーチューバー」として活動していた。1か月前には高級スポーツカーにいたずらを仕掛け、警察を呼ばれる羽目になったものの、動画そのものは180万の再生回数を数え、味を占めてしまったのだろう。彼はより過激な方向へと踏み出すことになった。

ロンドンを代表するスポットのタワーブリッジで、彼は、水面まで約12メートルの高さから身を投げることで、ネットの注目を浴びようと試みたのだ。勢いよく飛び込み、水面に叩きつけられたシンワリ少年は、すぐに岸へと向かって泳ぎ出した。

しかし、想像以上に流れが速く、しばらく泳いで彼は助けを求める。何度も「助けて」という声に、撮影している友人の乾いた笑い声。その後のカットでは、王立救命艇協会の手により救助されたシーンが撮されている。

救命団体の責任者トニーさんは、いたずらで川に身を投げた愚行に対し大きな失望を抱いており「非常に幸運だったとしか言いようがない。非常に危険な行為で結果が重大なものでなくて本当によかった」と少年に警告した。

シンワリ少年も大いに反省したようで、「二度とこのようなことはしない。約束します」とツイート。撮影した動画を公開したその収益を全額救命団体に寄付をすると約束した。しかし、公開したことでより人々の注目を集めてしまい、英ガーディアン紙やデイリーメール紙などに取り上げられさらなる批判を浴びる。

「本当に愚かだ。もし救命隊が他の人も助けなければならない状況だったらどうなっていたか」
「馬鹿は存在するだけでコストがかかる」
「死なないとダーウィン賞は得られない。もう一度挑戦するべきだ」

そんな手厳しい意見にさらされたようだ。


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元記事はこちら:http://www.narinari.com/Nd/20150732903.html


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