子供の頃は主人公に感情移入するが、大人になったらおばちゃんが正しいと思うようになるアニメ。

その気持ちが全世界共通だと言うのならば、それはたいへん良いことです。

某米軍基地では上演禁止らしい。士気に関わると。海兵隊ではポーカーで負けた兵士が罰ゲームで一人で鑑賞させられ、鬱にさせられるとか。

あまりにも哀しすぎる物語、しかし目をそらしてはいけない話しです。

あれは…今の小中学校の必須観る映画にすればいいと思う。

大人になると、おばちゃんは大変やのに、と解る。ハイジのロッテンマイヤーさんの気持ちがよく解るようになるし（笑）

むしろ日本人の方が醒めた眼で見ている人が多くて、あまり泣かないんじゃないかな。蛍のシーンは美しいけれどファンタジックに流れてるし、みすみす妹を死なせてしまう清太には腹立てながら見てたがなあ。

実は劇場で、鑑賞して以来、１度もテレビ放映は視てません　それほど、自分の中では衝撃が大きく、正直、再見するのは苦痛　だから未だに劇場版の未着色のシーンは、そのまま記憶してます

日本だとそう珍しくないって思うけど、教育政策で「はだしのゲン」とかを読ませないアメリカとかではショッキングなものなんだろうな。原爆ドームでも遺体の標本見て悲鳴あげてた外国人もいたし

そりゃもう、この作品を観ることが「日本暮らしのアメリカ軍の人が、いちばん勘弁してほしい罰ゲーム」の堂々第一位ですからのう。

うん、あれは泣いたなあ。地上波で流れるような時期に友達の小学生だった娘が見ようとしたのを止めたなあ。せめて戦争がどういうものか判る年代になる前にはただただ悲惨な話だから見ない方が良いよって。

同じだ。自分も当時、映画館で視聴後、席から立てなかった。次の、トトロが始まる直前に、あわててトイレに行きました。

では、この話の作者が歌ってる曲を聴いて泣きやんでください。野坂昭如「YWCA」。

火垂るの墓って泣けるシーンなんかあったっけ？ 笑えるシーンならいくらでも挙げられるんだけど。ダニアース♪