くら寿司の新メニューは"シャリなし"!? 「糖質オフ」の新商品を食べてきた

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2017年08月29日 15:13  マイナビニュース

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「無添くら寿司」を運営するくらコーポレーションは、8月31日の「野菜の日」より、回転寿司チェーン初の"糖質制限メニュー"となる、糖質オフシリーズ「シャリ野菜」「7種の魚介らーめん 麺抜き」「シャリプチ」の3種(全10商品)を全国の店舗で展開する。新商品発表会で、ひと足先に新メニューを食べてきたので、詳細をお届けしよう。

くら寿司と言えば、創業以来こだわり続けている素材自慢の「寿司」と、専門店にも引けを取らない味自慢の「サイドメニュー」。今回発表された「糖質オフシリーズ」は、ここ最近関心が高まっている糖質制限のニーズを汲んだもので、この二つに次ぐ"第三の柱"となる商品とのことだ。

発表前、近年続々と登場しているラーメンやスイーツといったサイドメニューの新バリエーションかと勝手に考えていたのだが、実際にはなんと"シャリのない寿司""麺のないラーメン"という、かなり驚きの新メニューがお目見えした。

○寿司なのに"シャリ"がない!?

"シャリのない寿司"こと「シャリ野菜」(100円)は、すし飯の代わりに"大根の酢漬け"を使い、全体をサンチュで巻いて食べる新メニュー。

味の一番のポイントは、やはり"大根の酢漬け"。ネタの味を邪魔せず、食感を良くするために5mm程度の棒状にカットされており、酢をベースに砂糖・塩・醤油・ゆず胡椒をブレンドした特製合わせ酢で味付けされている。

実は筆者、家の近所に店舗があるので、ほぼ毎週のように食べに行っている"くら寿司フリーク"。今まで発売された新メニューも大方は食べているのだが、その中でもこの"シャリのない寿司"はかなりインパクトが強い。

実際に食べてみると、ネタの旨さはそのままに、野菜のシャキシャキとした食感が楽しめるとあって、かなり新鮮な印象。「"糖質オフ"というと、薄味なのでは?」と思っていたのだが、特製合わせ酢はしっかり目の味付けされているので、薄味と感じることはなく、ちゃんと味の満足感がある。

この「シャリ野菜」は、ビントロ、えび、まぐろ手巻き、えびマヨ手巻きの全4種が展開される。通常の寿司に比べて、糖質は最大88%オフとあって実にヘルシーだ。

○ラーメンなのに麺がない!?

続いて食べたのは、"麺なしのラーメン"こと「7種の魚介らーめん 麺抜き」(370円)。こちらもラーメンなのに麺がないという、かなり思い切ったメニューとなっている。

しかし、ただのヘルシーメニューと侮ることなかれ。毎日店舗でつくる"7種の魚介だし"が使用されており、ラーメンスープのクオリティは実に高い。そこに、麺の代わりとしてニンジン、チンゲン菜、モヤシ、キャベツの4種の蒸し野菜がたっぷりと入っている。

食べてみてると、確かに麺がないのでラーメンとして食べると物足りなさを感じるかもしれないが、その分、スープに浸ったシャキシャキの野菜がふんだんに入っているので、ボリュームは満点。個人的には、ラーメン鍋を食べているような感覚がして、既存のサイドメニューのラーメンと同様、締めにぴったりなメニューだと感じられた。

バリエーションは、醤油、とんこつ醤油、濃厚味噌、胡麻香る担々麺の4種がそろう。糖質は最大89%オフで、野菜は「トッピング野菜」(100円)として単品注文もでき、より野菜増しにしたり、既存のラーメンに野菜トッピングをしたりもできる。

○「糖質オフシリーズ」の登場でくら寿司の楽しみ方がより広がる

前述の2種に加え、通常のすし飯の量が半分になった「シャリプチ」(100円)も加えて、全3種が「糖質オフシリーズ」となる。

どのメニューも、味の満足感は変わらず身体に優しいヘルシーなメニューとなっているので、ダイエット中の人はもちろん、ヘルシー志向な女性客にも喜ばれるはず。新メニューの提案に積極的なくら寿司の商品の中でも、ひと際インパクト大な「糖質オフシリーズ」。ぜひ店舗で堪能してみてほしい。

※価格はすべて税別(中納俊)

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