満洲と朝鮮とソ連の国境の中間地帯に虎頭要塞が建造された。堅固な要塞線で『東洋のマジノ線』と呼ばれたが、重砲等の多くは他へ転用され、弱体化していた。それでもソ連軍に大損害を与えていた。

皇帝は戦後シベリアに抑留され、東京裁判で日本に脅されたと偽証したが、脅されたのは日本側で、執政ではなく、皇帝の地位に拘った。清朝復辟が本心だった。自伝「我が半生」で偽証したと認めた。

既に触れてる方も居るけど、「東京(トンキン)」の地名は、他にも越南の歴代王朝時代、現在の河内(ハノイ)がそうだったし北部の首都だった🙂🥒☃。

日本陸軍は赤化防止の必要を痛感した。ソ連・コミンテルンを防遏するのも満洲國建国の理由だった。大陸は赤化して中国人民は地獄に墜ちた。米ソは反日包囲したのは誤りだと米英識者も記している。

張作霖の馬鹿息子は昭和4年(1929)にソ連と戦争して惨敗し、矛先を日本に向けて排日暴力を強めた。翌年にはソ連に煽動された赤化朝鮮人による間島事件というテロで日本人や親日朝鮮人が多数殺戮！

満洲國の五色旗は民族協和の旗だったが、中国の五星紅旗は他民族侵略合併の旗だ。日本は満洲に干渉したが、独立させ、蒙古地帯への漢人の入植を禁止した。朝鮮人や白系ロシア人、回教徒等を保護!

満洲は漢民族の土地ではなかったとわかる記事だ。『五族協和』は日満蒙鮮漢だった。中国の「五族統一」は漢満蒙藏回だ。満洲は弱ったが、モンゴル、ウイグル、チベットは漢民族を毛嫌いしている。

若い頃に知己を得た中国人の王先生は神戸で大学の先生をしていたが、日本名を石原と名乗っていた。満洲建国の立役者、石原莞爾を尊敬していた。中国のスパイだったが、共産党に反対して亡命した。

日本は満洲で戦い、ロシアを北部へ撃退し、開発に努めてシナ本土よりも住みやすくしたから年間平均百万人の漢民族が満洲に流入した。シナ本土は不安定だったが、漢民族が多数派になってしまった。

「ワシントンで合意した九カ国条約の諸条例を無視した中国の政策とそれに迎合した米国の政策がワシントン体制を崩壊させ,日本の武力行使を招いた」(マクマリー「平和はいかに失われたか」原書房)

日本にも、「中国地方」がありますよ。

関東軍が一万余の兵力で満洲を制圧できたのは地元の張景恵や張海鵬ら有力将軍の軍閥、満洲人、蒙古人、回教徒らが味方したからだ。張軍閥支配を嫌った有力者や知識人らは反抗の機会を待っていた。

中国は侵略という。日本は条約で特殊権益を有した。張作霖は図に乗り排日運動を起したり、シナ本土の内戦に介入し、満洲に戦乱を持ち込む危険を冒した。敗残軍を山海関で武装解除の必要があった。

張作霖は借款を踏み倒し、在留邦人や日本企業に危害を加えた.[河本大佐(昭和3年4月4日)磯谷大佐宛私信]『支那側益々横暴』「而して其の原因は日本軍閥が余りに彼等を増長せしめた慊なきにあらず」