あの「牧歌的だった」川崎球場が一番「燃えていた」日だったからね

最近、10・19決戦で近鉄の勝ちがなくなった後、マウンドにあがっていた石本貴昭(⇒2年前まで近鉄の絶対的ストッパー扱い)がどんな気持ちで投げていたのか、がすごく気になる…

二塁塁上で仁王立ちになって延々､何､口角泡飛ばして審判相手に｢安宅の関｣演じてるんだろな･･･とブラウン管にかじりついてた｡有藤はガチの役者だったよ

第一試合の梨田昌孝の勝ち越し安打、第二試合の当時は守備固め要員の事が多かった吹石徳一の本塁打、この日で現役を引退した二人の安打だけでも胸が熱くなった。あの悔しさが翌年の10.12に繋がった

当時プロ野球してた西宮、藤井寺、大阪、日生…みんな消えて違う施設になってる。川崎だけがなんとか一部残されているとのこと

外国人選手の出場枠の都合上中日の二軍で調整してたブライアントがシーズン途中でトレードで加入してからのドラマだったね♪勝たせてあげたかった

今年で30年になりますか…。

当時、近鉄ファンの社会科の先生が「わしはもうロッテのガムは買わん！」と怒っていたのを思い出しました。

この日の第２戦で勝ち越しホームランを放った吹石さんも、今や、福山雅治さんの義父かぁ・・。(ｼﾐｼﾞﾐ(なんか違くね？)

クライマックスシリーズがある現在では決して味わえないデッドヒートでしたわ。

イチャイチャカップルの下をキッズが通りすぎるヤツがすき、あとあんな斜面で麻雀やってたオッサンたちもすき

昭和最後の秋のプロ野球は人気低迷にあえいでいたパ・リーグが話題を独占した感じだよね。

自分の中で印象に残るプロ野球の試合五指に入ります。ルールの残酷さを物語る壮絶な二試合。ニュースステーションの久米宏さんが番組冒頭「助けてください」と言いつつ中継したのを覚えてます。