西洋医学の医者に漢方薬について聞くと、全員が賛成も反対もしない。文字通り、毒にも薬にもならない物で患者の気が楽になるなら敢えて賛否を説く必要が無いという考えなのだと想像している。

しかしまあ感染症と遺伝性疾患以外は、正に「病は気から」だからなあ。ブラセボ効果で分かる様に、ニセ医学・トンデモ医療でも時には治る奴もいるからねー。だから宗教は詐欺には問えないのさwww

私もステロイド怖かったんだけど、重度の花粉症（今は移住して日本の杉がないから楽）で使わざるを得なかった、そんで物凄く楽になった。QOL考えたら苦しみながら長生きするよりステロイドだよ。

医療だけでなく｢信仰と科学｣の話でもあり高度な教育や技術からの万能感の問題でも。過大評価から過度な委託や過剰な要求など双方に。セカンドオピニオンや“あいみつ”はあらゆる場面で必要。

自然治癒って言葉を信じたい気持ちも理解できるが、癌には、放射線治療と抗がん剤治療・そして外科的治療だと思う。こん棒で患部をこすったり、水を飲んでも治せない。

医学だって、10年前の正論が今の非常識なんて事はざら。確かに、トンデモな事を信じてる人もいるけど、自分の知ってる医学が「正論」て言い切っちゃうお医者さんも個人的には信用できない。

トンデモ医療・ニセ医学が流行る理由はシンプルで「現代医療でも完全に治せない致命的疾患・慢性疾患・後遺症の残る障害があるから」である。標準医療に治せないものをニセ医学は治せるという。

病は気から？

かつて「梅干しの種がガン予防になる」との情報を信じて、梅干しの種を毎日飲んでいたら、腸閉塞になった老人がいた。

ただ、この大塚医師の問題点は、持論以外のものをすべて｢ニセ医学」と烙印を押しているところ。｢ニセ医学｣のなかには、その医師が自分の信念に基づいて主張しているものも多くある。

ワクチンなんかもそうだけれど、法的に禁止されていないものは何故なんだろうと考える力も患者側に必要です。因果関係、本当に考えようね！