ドネツクとルガンスクは無理かも知れない。せめてオデーサまで行く前に停戦して欲しい。

汚物は消毒せねばな

フランスの公共放送ではリチャンスク市民に避難を呼びかけるウクライナ兵に対して過半数の市民が避難しない場面がフランス人に放送されてましたね。市民は喜んでいるでしょうね。

もともとあのあたりは防戦に適していない。これまでモンゴル軍、ポーランド・フサリア騎兵、ナチドイツ軍の戦闘でも、歴史上の戦争攻めた方が勝って、防戦は拠点を失陥している。

島国の日本では感覚が鈍くなるが、隣国とは通常陸続きで、政治によって地図に国境線が引かれる。思想や宗教や民族は地図線で分けられない。

一対一ならとうに勝負はついていておかしくない。「大国は小国に勝てない」(ルトワックの著書より)という図式そのまま。ウクライナの苦戦はまだ続くだろうが、時間はロシアに味方しない。

しょせんはヨーロッパの鼻つまみ者のスラブ人の内部抗争。世界は共倒れを願っているから動かないのよね。アメリカは露骨にうまくバランスをとってなるべく長期化させたいようだ。

東のウクライナ人はロシア歓迎してる人が多いと考えられる。ロシア語をウクライナの公用語から外したのがキッカケ。ロシア語しか話せない人からしたら抗議行動。分離主義者として弾圧。

悪い前例ができてしまうの？

西側が軍備補強と経済制裁の強化をすることはできないわけじゃない。問題はプーチンをやけの本気にさせること。そもそもまともな論理思考ならこの侵攻はないし、最悪を選択しかねない。

えっ、このニュースは間違い。リシチャンシク市はルハンシク州の最後の拠点だったが、東部最後の拠点ではない。ウクライナ東部（ドンバス地方）はドネツク州も含まれる。　　（続く

そもそも東部は露側の武装勢力のせいで厳しい。時間はかなり稼げたし露軍も想像以上に削れたでしょ。こちらは露軍を削ってく戦いだから損耗率が優位ならまだ行ける。