「違憲」に関するニュース (39件)

 地域手当の支給額に格差があることで、転勤により給与が減額されたのは憲法違反だとして、津地裁の竹内浩史・民事部総括判事は16日、国を相手に減額分約240万円の支給や国家賠償を求めて名古屋地裁に提訴すること…

 死刑の執行を当日に告知する運用は、憲法に違反するなどとして、確定死刑囚2人が国を相手取り、計2200万円の損害賠償などを求めた訴訟の判決が15日、大阪地裁であった。横田典子裁判長は「原告が告知同日に…

「面白いコメントありがとう」。最高裁の宇賀克也判事の顔写真で「宇賀と申します」と名乗る投稿が、ヤフーニュースのコメント欄(ヤフコメ)に登場した。弁護士ドットコムニュースが11月27日、本人かどうか最高裁に…

三重県・津地裁の竹内浩史判事が4月15日、裁判官の報酬をめぐり、憲法に違反する取り扱いがなされているなどとして、本来支払われるべき給与との差額などを求めて、国賠訴訟を起こす予定だと自身のブログで発表した…

 労災保険の遺族補償年金の受給資格について、夫だけに年齢などの制限があるのは法の下の平等を定めた憲法に違反するとして、妻=当時(51)=を亡くした東京都内の男性(54)が9日、年金不支給処分の取り消し…

労災保険の遺族補償年金の受給について、妻は年齢不問なのに、夫には妻の死亡時55歳以上という年齢要件を課した労災保険法の規定は、法の下の平等を定めた憲法14条1項に反し、違憲だとして、東京都の男性(54歳)が4…

 厚生労働省は、ハンセン病元患者や家族に対する偏見や差別の意識調査を初めて実施し、5日までに結果を公表した。自身が偏見や差別意識を持っているとする回答が35%に上り、調査報告書は「ハンセン病問題に関す…

弁護士の南和行氏(47)は、同性愛者であることをカミングアウトしている。これまで「LGBT」とされる人への差別やいじめなどに関する裁判を複数手がけ、注目を浴びた。 【関連記事:「パートナーとしあわせに生きた…

2023年10月25日、最高裁大法廷で、戸籍上の性別を変更する際に生殖機能をなくす手術が必要とされる「性同一性障害特例法」の規定を違憲とする決定が出た。 【関連記事:弁護士夫夫、同性愛者の裁判で「砂を噛むよう…

 在学中に自衛官募集のはがきを受け取った奈良市の高校生(18)が、住所などの個人情報を市が自衛隊に提供したのはプライバシー権を保障した憲法に違反するなどとして、国と市に110万円の損害賠償を求める訴訟…

 集団的自衛権の行使を認めた安全保障関連法は平和的生存権を侵害し違憲だとして、高知県の住民らが国に損害賠償を求めた訴訟の差し戻し審判決で高知地裁(佐々木隆憲裁判長)は29日、原告の訴えを棄却した。  …

 同性同士の結婚を認めない法律は「婚姻の自由」などを保障する憲法に違反するとして、東京都内の同性カップルら8人が国に損害賠償を求めた訴訟で、原告らは27日、現行規定を違憲と判断しなかった東京地裁判決を…

 同性同士の結婚を認めない民法などの規定は、「婚姻の自由」や「法の下の平等」を保障する憲法に違反するとして、北海道内の同性カップル3組が国に損害賠償を求めた訴訟で、原告らが25日、請求を棄却した札幌高…

受刑者に選挙権がないのは違憲だとして、長野刑務所で服役中の男性(38)が国に対し、選挙で投票できる地位があることの確認などを求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁(木納敏和裁判長)は3月13日、訴えを棄却した…

夫婦が同じ名字であることを義務付ける民法や戸籍法の規定は憲法に反するとして、事実婚の夫婦ら12人が3月8日、国を相手取り、東京地裁と札幌地裁で同時に提訴した。 【関連記事:「16歳の私が、性欲の対象にされる…

 テレビ朝日系の連続ドラマ『おっさんずラブ-リターンズ-』が3月1日、最終回を迎える。田中圭が主演を務める人気ドラマシリーズの最新作で、春田創一(田中)と牧凌太(林遣都)の新婚生活が描かれファンを喜ばせて…

医療目的など以外の不妊手術を原則として禁止する母体保護法が生殖に関する自己決定権を侵害し、憲法違反であるとして、不妊手術を希望する女性など5人が2月26日、国に不妊手術を受けられる地位の確認や損害賠償を求…

 今は亡き某指定組織の三次団体幹部の妻だった、待田芳子姐さんが語る極妻の暮らし、ヤクザの実態――。 「餃子の王将」社長射殺事件は公判維持が難しそう  あっという間に2月も終わりですね。2月7日に、「餃子の…

選択的夫婦別姓を求める人たちの戦いは、半世紀近くにわたる。 【関連記事:コンビニの日本人店員が「外国人の名札」を着けたら…客の態度に劇的変化】 1970年代から夫婦別姓制度を実現しようという議論が活発化…

夫婦が同じ名字であることを義務付けた民法や戸籍法の規定は憲法に違反するとして、事実婚の夫婦らが、国を相手取り計600万円の損害賠償を求める裁判を東京地裁と札幌地裁で同時に起こす。提訴は3月8日。 【関連記…

法科大学院(ロースクール)制度が始まって20年。法曹志願者が減少しつつある現状について、約40年にわたって法曹養成の一角を担い、司法試験の受験指導を続けている伊藤真弁護士(65)は、「国家の危機だ」と憂える…

2月9日に行われた日本弁護士連合会の次期会長選挙で渕上玲子弁護士(東京弁護士会、35期)が当選を確実にした。女性が会長になるのは、1949年の発足以来初めてで、法曹3者のトップとしても初。 【関連記事:日弁連…

フリージャーナリストの安田純平さんが、外務大臣に旅券(パスポート)発給を不当に拒否されたとして、国を相手に起こした訴訟で、東京地裁(品田幸男裁判長)は1月25日、旅券発給を拒否した処分の取り消しを命じる…

最高裁で「名弁論」といわれた。海外にいる日本人が最高裁判事について審査する「国民審査」の投票ができないことについて、戦後11件目の法令違憲判決を2022年5月、勝ち取った裁判で吉田京子弁護士(41)がおこなっ…

弁護士ドットコムは1年の振り返りとして、2023年の重要裁判例を会員弁護士にアンケート調査しました。1位に輝いたのは、戦後12件目の「法令違憲」となった性別変更の手術要件をめぐる最高裁大法廷決定でした(令和5…

労災で配偶者を亡くした場合、夫(男性)にだけ、遺族補償年金の受給資格に制限があるのは、法の平等を定めた憲法14条に反して違憲だ――。都内在住の男性会社員(54歳)がこう訴えている。男性は早くて来年春にも行…

みずから制作したアダルトビデオの出演女性に、AV出演被害防止・救済法(いわゆるAV新法)で義務付けられた説明をせず、契約書類も交付しなかったとして、同法違反などの罪に問われた映像制作会社代表の男性に対して…

仙台高裁の岡口基一裁判官(職務停止中)の弾劾裁判の第9回公判が9月13日、裁判官弾劾裁判所(裁判長:船田元議員=衆・自民=)であった。証人の山元一慶應大教授(憲法)は、行為と処分の重さが釣り合わず、「比例…

中東シリアで武装組織に3年以上も拘束されて、その後解放されたジャーナリストの安田純平さんのパスポート(旅券)が"没収"されたままだ。安田さんは8月1日、東京・丸の内の日本外国特派員協会で記者会見…

公職選挙法10条が被選挙権年齢を25歳または30歳と定めていることに対し、国民主権や選挙の平等を定めた憲法に違反するなどとして、19〜25歳の原告6人が7月10日、東京地裁に提訴した。 【関連記事:25歳以下を政界に.…

ニュース設定