楽天・銀次が殊勲の決勝打！「打つとチームが乗ってくる」高木豊氏もベテランの活躍を絶賛

◆ 「技術が非常に高い」

　楽天は25日、日本ハムとの試合（エスコンF）に9－1で勝利。代打で出場した銀次が決勝の適時打を放ち、チームを3連勝で3位浮上へと導いた。

　1－1の同点で迎えた9回表、5番・岡島豪郎の二塁打をきっかけに一死満塁のチャンスを作った楽天は、9番・炭谷銀仁朗のところで代打・銀次をコール。頼れるベテランは日本ハム先発・伊藤大海が投じた低めの変化球を上手くレフトへはじき返し、これが勝ち越しの適時打となった。

　銀次の一打を皮切りに、小深田大翔や島内宏明にも適時打が飛び出すなど、この回一挙8得点と打線が爆発。終盤の大量得点で大勝を収め、さらに1ゲーム差で追っていたロッテがソフトバンクに敗れたこともあり、CS圏内の3位に浮上した。

　決勝打を放った銀次について、25日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の高木豊氏は「チームの起爆剤として銀次を一軍に上げて、このようにヒットを打ってくれるとチームが乗ってきますよね」とベテランの活躍を絶賛。

　続けて「銀次のタイムリーの後、打線も水を得た魚のように繋がっていきましたよね。ベテランらしい打撃。銀次の技術があったからこその決勝打になりました」と語り、プロ18年目のベテランの技術の高さを強調した。

　また、楽天が3位に浮上するなど、混戦極めるパ・リーグCS圏争いについて、同番組に出演した斎藤雅樹氏は「今一番ノリにノっているのは楽天だと思います。ベテランの銀次の活躍も出てきましたし、一番盛り上がっているのかなと思います」と述べ、楽天の状態の良さに太鼓判を押す。

　試練の10連戦を6勝4敗と勝ち越し、借金も残り「1」となった楽天。負けられない試合が続くなか、躍動するベテランの存在は何よりも心強い。ペナントレース最終盤での35歳の活躍から今後も目が離せない。

☆協力：フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』

【動画】銀次の今季初安打は値千金の決勝タイムリー！

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