「佳代さんは今もご自宅に住んでいますよ。外ではまったく見ないけど、私の部屋からは佳代さんがバルコニーで洗濯物を干している姿が見えるんです。ひっそりと暮らしているみたい。昔から不愛想で私は苦手ですけどね」
小室圭さんの母と同じマンションに住む住人の証言
こう話すのは、小室圭さんの母・佳代さんと同じマンションに住む女性。
一時期、アメリカへ渡り、息子夫婦と同居するのではと囁かれていた佳代さん。ここ半年ほど目撃情報がなかったことから“すでに渡米したのでは”との見方もあったが、かつて圭さんと暮らしていた横浜市内のマンションに今も変わらず住んでいるようだ。
「眞子さんは佳代さんと良好な関係を築いているようですが、アメリカでの同居は実現していません。佳代さんは現在、介護を必要とする実父と同居しています。高齢な父の世話で身動きが取れないのでしょう」(皇室ジャーナリスト)
佳代さんの目撃情報はほかにも。
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「2か月ほど前、午後4時くらいに自宅近くのコンビニへ歩いていく姿を見ましたよ。体形などは変わっていませんが、昔の“地味な佳代さん”に戻った印象です。全体的に、黒い色みのコーディネートでした。あの騒動以降、佳代さんは化粧をばっちりするようになったんです。マスコミから写真を撮られるようになり、注目されたからでしょうね。昔から知っているけど、以前はあまり化粧をしない人だったんですよ」(近所に住む男性)
かつての姿に戻り、隠れるように暮らす佳代さん。その一方、息子夫婦は豪華マンションに引っ越していた。
「昨秋、小室夫妻が'21年11月から住み続けていたアパートから引っ越したんです。しかし、今年に入っても夫妻の転居先はわからず、行方不明説まで流れる始末。ところが今年3月、“全米で最も住みやすい都市”にも選ばれたコネチカット州に暮らしていることが報じられたのです。夫妻の住むマンションはラグジュアリーな設備を売りにしていて、スポーツジムや、サンデッキ付きの温水プール、さらにはバーベキューグリルを備えた中庭まで有する物件だというから驚きです」(前出・皇室ジャーナリスト、以下同)
学芸員の夢を諦めマンションへ転居
引っ越し先として、NY郊外の一軒家が有力視されたが、
「圭さんが務める法律事務所にも、眞子さんがインターンとして通っていたメトロポリタン美術館(MET)にも通勤可能な距離に位置する物件でしたが、結局夫妻が引っ越したのはNYまで車で1時間ほどかかるマンション。弁護士として働く現在の圭さんはリモートワークが主で、月に2回ほどしか出社していないそうですから、都心部から離れていても仕事に支障はないのでしょう。しかし、今のマンションから眞子さんがMETに通い続けるのはさすがに難しいでしょう。渡米してすぐのころ、眞子さんはMETで学芸員になることを強く希望していたと聞いたのですが、今は諦めてしまったのかもしれません……」
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昨年以降、眞子さんはMETでの活動をほとんど行っていないという。
「現在は、ひとりで外出することはほとんどないようです。自炊もしていないそうで、夜になると圭さんと近くのショッピングモールの飲食店で食事をするのが習慣化しているみたい。また、暇を持て余しているのか、圭さんの出張に同行したこともあったそう」
かつて切望していた学芸員になる夢を諦めてまで、NYから遠い今のマンションを選んだ理由について、評論家で皇室に詳しい徳島文理大学の八幡和郎教授はこう分析する。
「子どもを授かりたいという気持ちが強いのだと思います。今の状況では、おふたりのご家族から人手などの援助を受けることは難しいでしょう。そんな中で、子どもを育てながら美術館での勤務を続けることは簡単ではありません。都心から離れた場所への引っ越しやMETでのキャリアの中断は“この2、3年で子どもを”という計画への布石だと考えられます」
子どもの誕生を待ちわびるのは
ふたりに子どもが生まれれば、上皇ご夫妻にとって初のひ孫、秋篠宮ご夫妻にとっては初孫となる。そんな特別な子どもの誕生を特に待ちわびておられるのが美智子さまだ。
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「美智子さまは、ご自身にとって初孫にあたる眞子さんを大変可愛がっておられました。眞子さんが幼いころは、一緒に絵本を読まれたり、養蚕の作業をお手伝いさせたことも。眞子さんの成長をつぶさにご覧になられていた美智子さまだからこそ、眞子さんの子どもに会うことをとても楽しみにされていることでしょう」(宮内庁関係者)
美智子さまの願いは近いうちに叶うかもしれない。
「上皇ご夫妻や、ご両親に子どもを見せるため、小室夫妻が一時帰国する可能性は十分に考えられます。もしかしたら、出産を前に帰国することもあるかもしれません。その場合、来年春ごろに行われるであろう、悠仁さまの成年式に合わせて帰国するのではないでしょうか。
皇族が海外へ行く場合、閣議決定が必要となります。上皇ご夫妻や秋篠宮ご夫妻がNYへ行かれるには、相応の理由が必要であり、高いハードルを越えなくてはなりませんから、小室夫妻がご家族のもとに赴くことになるでしょう」(前出・八幡教授、以下同)
さらに、小室夫妻の子どもは皇位継承におけるキーパーソンになり得るそうで、
「現在、皇室典範改正の議論が行われており、旧皇族からの養子の他、愛子さまや佳子さまが結婚後も皇室に残られる可能性が浮上しています。仮に典範が改正された場合、現状よりも皇位継承が安定的に行われる可能性があります。しかし、悠仁さまや愛子さま、佳子さまにもお子さんが生まれないことも考えられます。そうした場合、いずれ即位される悠仁さまの姉という、天皇に近い存在である眞子さんの子どもが皇室に入られる可能性はゼロとはいえないでしょう」
皇室を離脱し、ようやく手にしたNYでの平穏な暮らしだが、待望の第1子で再び嵐が吹き荒れるかもしれない。
八幡和郎 評論家、歴史作家、徳島文理大学教授。東京大学法学部を経て1975年通商産業省(当時)入省。1997年退官。著書に『妃殿下の研究』(幻冬舎)など