ものも家事も最低限。子どもとミニマルに暮らす 第3回 4歳&2歳「19時就寝」のナイトルーティンに驚愕!? ミニマリストの子育て

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2024年06月26日 11:11  マイナビニュース

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SNSで大注目の子育て中ミニマリスト、Nozomiさん。4歳娘と2歳息子の就寝時間はなんと19時。寝かしつけを終えてからはたっぷり「自分時間」が取れているという。その秘訣はやっぱり「ものの少なさ」にあるようだ。



書籍『ものも家事も最低限。子どもとミニマルに暮らす』(集英社クリエイティブ)より、その実態を紹介する。



(以下、著者による本書からの要約)


○■時間を捻出したくてものを減らしていった



会社員時代、子どもを保育園に預けてフルタイム勤務していたときはあまりの忙しさにいつもイライラしていました。皆さんそうだと思いますが、朝、子どもを保育園に預けて出社し、終業後に迎えに行き、夕飯、お風呂、歯磨き……とタスクをこなすので精一杯。

毎日子どもと接してはいるけれど、なんとなく慌ただしく過ぎていくだけの日々でした。

なんとかして時間を捻出しようとわたしがしたことは、ものを減らすことでした。



ものを減らした結果、自然と家事が減りました。少ない労力で生活を回せるようになると気持ちに余裕も生まれ、子どもとの時間をゆっくり過ごせるようになりました。

4歳と2歳の子ども達の就寝時間は19時。平日、就寝までのルーティンは次のような感じです。

○【子ども19時就寝のルーティン】



16:30

保育園のお迎えから帰宅。手洗い後、園から持ち帰った服を洗濯かごへ



16:45

夕ごはん準備。つくり置きしたおかずを盛りつけて、電子レンジで温める。夫がいれば4人で食べる。食器洗いは食洗機にお任せ



17:30

お風呂。子ども2人とお風呂へ。上がるタイミングでついでにお風呂掃除



18:00

洗濯乾燥機のスイッチを入れる

18:15

水分補給、歯磨き



18:30

絵本タイム。この30分は1日の中で一番大切にしている時間



19:00

子どもを寝室へ連れていき、寝かしつけ(娘も息子も30分ほど添い寝)。ネントレ(ねんねトレーニング)のおかげで2人とも長時間寝てくれるように



19:30〜22:00

読書、夫婦で会話、発信活動など好きなことをする。この時間は家事を一切しないと決めている

○■料理は毎日しない。その他の家事も最低限



子どもが生まれる前までは、毎日ご飯を炊いて、夕食も基本的にはその日食べるものをその日につくっていましたが、子どもが生まれてからはキッチンに立つ時間をできるだけ減らしたいと考えて、つくり置きをメインにすることにしました。

その結果、料理をするのは週4日(土日と平日2日)に。残りの3日はつくり置きしたものを温め直して食べています。まとめてつくることで、料理にかける時間は大幅に少なくなりました。



主菜のバリエーションも20パターンに絞っています。毎日手を替え品を替え、違うものを食卓に出すことをせず、家族がおいしく食べてくれるものを順繰りにまわしていく、というスタイルです。

調理法も煮る、焼く、炒める、そしてレンジ調理だけに。揚げ物はしません。調理法を広げすぎないことで、慣れない調理にもたつくことなく時短になり、調理器具を少なく保つこともできます。



掃除、洗濯といったその他の家事もとことん合理化しています。前提として、「ものが少ない」ことは家事の時間減と負担減を叶える最大の要素です。

○■ミニマリスト生活で、家族仲が良くなる!



子どもを寝かせてから自分が寝るまでの約4時間。この時間が確保できたのは育児中のメンタルにとってかなりよかったと思います。睡眠もしっかりとれて、やりたいことも存分にできているので、ストレスは最小限です。



自分時間があることで、家庭平和にもつながっています。時間に余裕がないと、夫婦仲は殺伐としがちです。子育て中はなおさらケンカの種も増え、すれ違いが生じてしまうことも。ものが少なく家事に追われない生活なら、相手を思いやる余裕も出てきます。夫婦仲が良ければ、子どもの笑顔も増えます。ものと家事を最低限にして時間を生み出すミニマリスト生活は、子育て世代の強い味方です。



マンガ/すみたにちしゃ

※本記事は書籍『ものも家事も最低限。子どもとミニマルに暮らす』をベースに構成しています。漫画は書籍未収録です。


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ミニマリストNozomi 1988年生まれ。大学卒業後、大手企業数社に勤務。独身時代から私物はトランク1つという身軽さで生活する。第2子の育休中にミニマリストとしての発信活動をスタートし、2023年4月に独立。現在はInstagram、YouTube、Voicy、ブログなどで情報を発信している。夫と子ども2人(娘、息子)とともに都内在住。 この著者の記事一覧はこちら(ミニマリストNozomi)

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