イオリが帰宅してすぐにお義母さんへの借金について問い詰めました。
イオリが見せた残高はまさかの0円……。アルバイトしているのに一体なにに散財していたのでしょうか。
私もガミガミ言いたくなくて黙っていたけれど、さすがにお金の使い方がひどすぎる! 次々と高校生のアルバイト代ではまかなえない高価な買い物が明らかになりました。
イオリはムスッとしながら「周りもこのくらいは誕生日とかにプレゼントであげてるし」と、開き直ります。このままじゃこの子の未来は借金地獄だと考え込んでしまいました。
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イオリに「みんなはあんたみたいにどれもこれも全部買ってはいないんじゃない? プロがいいものを買ってるのはそれが仕事だし、その分稼いでいるからよ。……おばあちゃんにまでお金を借りてるなんて……情けない」と、一気に気持ちを伝えました。
イオリは自分の趣味の高額なものやブランド品を購入するだけでなく、彼女へも高額なプレゼントをしていたのです。
このお金の使い方では、アルバイト代なんてすぐになくなってしまうし、そもそも足りるはずがありません。自分がしたいことだけして、お金がついてこないのでしょう。
イオリはおばあちゃんだけでなくお友達にもお金を借りているようでした。私がちょくちょくあげていた金額も考えれば、毎月かなりのお金を使っていることになります。
【後編】へ続く。
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