【ハンドボール】衝撃の「主将落選」から3日…新主将は34歳渡部仁「東江の思いを背負って」

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2024年07月01日 23:53  日刊スポーツ

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日本対フェロー諸島 前半、ゴールを決める渡部(撮影・たえ見朱実)

パリ五輪に臨むハンドボール男子日本代表「彗星(すいせい)ジャパン」が1日、東京・代々木第1体育館でフェロー諸島との親善試合第1戦を行い、29−30で惜敗した。主将は渡部仁(34=トヨタ車体)が務めた。


6月28日、発表された五輪メンバー14人の中に東江雄斗(30=ジークスター東京)の名前はなかった。東京五輪以降、主将を務めてきた男の衝撃の落選だった。


同日、指揮官は「選考は難しかった」としながら、新主将について「私の中では決めているが、明日チームのミーティングで発表する」と非公表としていた。


あれから3日後、「(渡部に)五輪でもキャプテンを任せたい」と明言。選考理由は「長く日本代表でプレーしているエキスパート」とした。


加えて「セカンドキャプテンは安平(光佑)に任せることにした」。24歳の若き司令塔に「まだ若いが、セカンドとして(渡部と)いいコンビネーションを見せて欲しい」と期待を寄せた。


この日、チーム最多の5得点を挙げた34歳のベテラン主将は「結果を残してなんぼ。悔しい」と1点差での敗戦を悔やんだ。


「東江らの思いを背負って五輪でプレーするのは当然のこと。彼らに見せても恥ずかしくないプレーをしたい」と覚悟を示した。


チームは3日の第2戦を経て、27日の五輪初戦クロアチア戦へ向かう。

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