牛肉の赤身志向に勢い、全世代で“赤身肉派”が“霜降り肉派”上回る

食の総合メディア「dancyu」のシンクタンク・dancyu総合研究所は7月16日、「dancyu」の読者組織「dancyu食いしん坊倶楽部」メンバーを対象に実施した調査の結果、全世代で“赤身肉派”が“霜降り肉派”を上回ったと発表した。

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この調査は、4月26日〜5月6日にかけて、“牛肉に対する嗜好”を931人（男性457人、女性471人、どちらでもない3人）に聞いたもの。

調査では、「赤身主体の牛肉とサシの多く入った霜降りの牛肉のどちらが好きか」をたずねたところ、“赤身派”は“霜降り派”の約3倍に上った。赤身主体の肉を好む理由の大半は「肉の旨味が感じられるから」（40代・女性・東京）、「とろける食感より、しっかり噛む方が好み。 旨味を感じやすい」（40代・男性・東京）に代表される、しっかりとした食感と肉の旨味に対する支持。

一方、“霜降り支持派”は「柔らかくジューシー。上品な甘さのある脂が口の中でとろける」（60代・女性・茨城）、「脳に直接届く脂の旨み甘みは幸せの味」（40代・男性・東京）と柔らかでジューシーな食感と脂の甘みに軍配を上げている。

また、“赤身支持派”と“霜降り支持派”の比率は世代によってかなり異なっている。

どの世代を通じても“赤身支持派”が“霜降り支持派”を上回っているが、若い世代ほど赤身支持派の比率が高く、年齢が上がるほど霜降り支持派が巻き返す結果となった。

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