日本ハム、痛恨のサヨナラ負け…誤算だった田中正義に齊藤明雄氏「投球フォームに躍動感を感じないように見えた」と苦言

◆ 勝利ムードが一変…

　日本ハムは21日、オリックスとの試合（京セラD大阪）に1−2で敗戦。先発の北山亘基が好投を見せるも、2番手・田中正義が誤算だった。

　日本ハムは5回、一死一・三塁で田宮裕涼がスクイズを成功させ先制。投げては先発・北山亘基が8回無失点と好投を披露。1点リードで迎えた9回からは2番手・田中正義が登板するも一死一・三塁とピンチを背負い、杉本裕太郎に適時打を許し同点。続く西川龍馬に四球を与え、一死満塁のピンチで渡部遼人にサヨナラ打を許した。

　21日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では、サヨナラ打を打たれた田中正義の投球が話題に。

　この日解説で出演していた齊藤明雄氏は「オリックス打線が田中正義のフォークボールをしっかり見切れたのかなという感じ」とオリックス打線を評価しつつも、「田中正義がCSに入ったときにちょっと心配かなという面がある。もう少し躍動感があればいいのに…。ピッチングフォームに躍動感を感じないように見えた」とコメント。

　同じく解説で出演していた大矢明彦氏は「フォークの落ちが足りないと思う。バッターに合わされてるということは、それだけバッターがしっかり追えていてボールがよく見えてるということなんでね。しっかりストレートと同じような腕の振りをするべきだと思いますね」と投球を解析した。

☆協力：フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』