全国高校サッカー選手権大会「ふり向くな君は美しい」“令和版”完成　新たな感動を届ける

　第103回全国高校サッカー選手権大会に向けて、大会歌「ふり向くな君は美しい」（作詞：阿久悠、作曲：三木たかし）の新音源が完成した。1976年の第55回大会から長きにわたって親しまれてきたこの大会歌が、令和時代にふさわしい新たな形で生まれ変わる。

【写真】高校サッカー19代目応援マネージャーを務めた藤崎ゆみあ

　今回制作された新音源は、現役高校生による歌唱が収録されており、若者の力強さと情熱が表現されている。これまでのザ・バーズによるオリジナル版やインストゥルメンタル版などに続く、時代を超えた「ふり向くな君は美しい」の新たなバージョンが、地区大会から大会全体を彩ることになる。

　新音源は、第103回全国高校サッカー選手権大会の地区大会開幕とともに披露される予定で、高校サッカーの熱戦を後押しする一曲として、参加者や観戦者に新たな感動を届ける。

　歌唱に参加した東京・駒込中学校・高等学校 第18代合唱部　石橋快部長は「長年に渡って愛される曲の歌唱収録に参加出来てとてもうれしかったです。高校サッカースタッフの方々がとても優しく、楽しい収録が出来ました！選手の皆さん含め、応戦席の方々にも楽しんで欲しいです」とコメント。

　日本テレビ・山下剛司プロデューサーは「大会歌『ふり向くな君は美しい』は、長年親しまれてきたとても大切な楽曲です。耳なじんでいる感覚も大切にしながら、令和という時代変化の勢いを受け、今回新たな音源を制作いたしました。歌唱収録にご協力いただいた駒込中学校・高等学校合唱部の皆さんのフレッシュな歌声が、この楽曲に新しい風を吹かせてくれています」。

　「冬の時期、寒い中での試合が続きますが、昨年度より声出し応援が全面解禁となり、会場でも応援席の熱を選手たちに直接届けられるようになりました。この新しい音源が熱い想いを届けるさらなる後押しとなり、大会全体を勢いづけてくれると感じます。そしてまた、未来で待つ次の時代にも残っていくことに思いを馳せたいです。ぜひ今大会では新『ふり向くな君は美しい』にもご注目いただけるとうれしいです」と呼びかけている。