Amazonは9月24日、配送拠点であるデリバリーステーションを新設すると発表した。新設するのは全15カ所で、茨城県、新潟県、三重県、長崎県、大分県、鹿児島県では初めての拠点開設となる。同社は「デリバリーステーションの新設により、置き配が可能となる。再配達を減らし、配送ドライバーの負担軽減を図る」とコメントした。
【画像】再配達を強化、効果は?
デリバリーステーションは、注文された商品を全国の物流拠点であるフルフィルメントセンター(FC)などから集約。周辺地域の利用客の玄関先まで配達する、Amazonのラストワンマイルの起点となる場所だ。FCも含めたAmazonの配送網では、全国47都道府県で700万点以上を翌日配送、一部の都道府県で数百万点の当日配送を行っている。
同社は8月、日本におけるラストワンマイル配送へ250億円以上の追加投資を行うと発表。今回のデリバリーステーションを新設も、追加投資の一環だ。配送ドライバーの負担軽減に加え、ステーションマネージャーやドライバーなど雇用機会の創出も図る。
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