3メガ・政投銀がラピダス出資検討=合計で最大250億円

6

2024年09月26日 21:01  時事通信社

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

時事通信社

ラピダスのロゴ(AFP時事)
 次世代半導体の国産化を目指すラピダス(東京)に対し、三菱UFJ銀行などメガバンク3行と日本政策投資銀行が合計で最大250億円の出資を検討していることが26日、分かった。国などと共に2027年からの量産開始に必要な資金を支援する。月内にも出資の意向を表明する書類をラピダスに提出する。

 ラピダスは次世代半導体の量産に総額5兆円規模が必要だと見込む。政府がこれまでに最大9200億円の補助を決定したが、計画実現には民間資金の調達が大きな課題となっている。

 今回、メガ3行はそれぞれ最大50億円、政投銀は最大100億円を出資する方向。銀行は企業の議決権を5%超握ることを禁じられており、実際の出資額は規制の範囲にとどまる。

 出資が実現すれば、三菱UFJ銀は22年10月に3億円を拠出して以来の追加出資。三井住友銀行とみずほ銀行、政投銀は新たにラピダスの株主となる。出資の実行は25年半ば以降の見通しだ。 

このニュースに関するつぶやき

  • エルピーダメモリやジャパンディスプレイのように寄せ集めのボス猿争いで自滅しないように頑張って欲しいわね。国策企業は外よりも内に敵がいるからねえ。
    • イイネ!1
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(5件)

ランキングトレンド

前日のランキングへ

ニュース設定