私がちょっとだけ引いていることにも気付かず、シミズさんはさらに続けます。
あまりにも夫のことを褒めちぎるシミズさんに困惑していると、驚くべきことを言い出しました。
笑顔で話すシミズさんに、私は困惑してしまいました。たしかに夫は男性ですから、一般的な女性よりは腕力があるかもしれません。しかし夫はどちらかというと細身で腕も細いですし、いわゆる「力がありそうなタイプ」には見えないと思うのですが……。
私が少し困っていると、さらに畳みかけてくるシミズさん。あまり仲の良い人がおらず、私くらいしか頼める人がいないと話します。シミズさんはシングルマザーなので、たしかに男手がないのは大変なのだろうな……と思いました。
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車に乗せてあげた次の日、シミズさんはお礼だけでなく「ユウトさんってかっこいい」と言いはじめました。なんだか馴れ馴れしく言われてモヤモヤする私でしたが、それに気付かずシミズさんは「ユウトさんを貸してほしい」と言い出したのです。これには私もビックリ。どうやら「力仕事のためにお願いしたい」と言うのですが、夫はそこまで腕力があるようには見えないのです……。とりあえず押しに弱い私は、「本人に聞いてみるね」とだけ答えました。
【第3話】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・motte 作画・ちょもす 編集・横内みか