「なんでこんな目に」床上浸水の仮設住宅から一時退去へ【能登豪雨】

24

2024年09月29日 17:53  TBS NEWS DIG

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

TBS NEWS DIG

TBS NEWS DIG

先週の記録的豪雨で床上浸水した能登半島地震の仮設住宅では、修繕のため、入居者が一時退去を求められることになり、被災者が一度手に入れた仮住まいを再び失うことになりました。

石川県輪島市と珠洲市では、元日の地震で建てられた6か所の仮設団地が床上浸水しました。

きょう珠洲市で説明会が開かれ、石川県の担当者は、仮設住宅の床を剥がして泥を撤去するため、一時的に退去する必要があると入居者に理解を求めました。

仮設住宅の入居者
「住む所もない、物を入れる所もない、仮設住宅も浸水した。『物を移動しろ』と、その場所もない。なんでこんな目に遭わないといけないのか」

県は来月上旬にも復旧工事に着手したい考えですが、市内では引っ越し先が確保できない可能性があり、入居者は市外への避難を求められる可能性があります。

一方、中学3年の喜三翼音さん(14)ら2人の安否が分かっていない輪島市の塚田川周辺では、きょうも470人態勢で捜索が行われましたが、新たな手がかりは見つかりませんでした。

石川県内ではこれまでに13人が死亡、4人の行方や安否が分かっていません。

このニュースに関するつぶやき

  • 東日本大震災時、行政が見つけた仮設用地の携帯インフラを手掛けたが、被災者のために用地を提供してくれる方を見つけるだけで精一杯、何とか見つけたらその場所ですぐ着工するだけだった。…その思いは汲んで欲しい。
    • イイネ!3
    • コメント 1件

つぶやき一覧へ(19件)

ニュース設定