「頂き女子りりちゃん」控訴審判決 懲役8年6月、罰金800万円

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2024年09月30日 11:45  毎日新聞

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毎日新聞

名古屋高裁が入る名古屋高地裁合同庁舎

 「頂き女子りりちゃん」を名乗り詐欺マニュアルを販売し、自身も男性から現金をだまし取ったとして詐欺罪などに問われた渡辺真衣被告(26)の控訴審判決で、名古屋高裁(田辺三保子裁判長)は30日、懲役9年、罰金800万円とした1審・名古屋地裁判決を破棄し、懲役8年6月、罰金800万円を言い渡した。


 田辺裁判長は判決で、元ホストの田中裕志被告(27)=1審公判中=が被害者に損害の一部を返済したことなどから、「原判決の量刑は重すぎて、破棄しなければ正義に反する」と指摘した。


 判決によると、渡辺被告は2021年3月〜23年8月、マッチングアプリなどで知り合った男性3人の好意につけ込み、現金計約1億5580万円を詐取した。また、女子大学生に詐欺マニュアルを販売し、男性2人から計1065万円を詐取するのを手助けするなどした。


 判決言い渡し後、田辺裁判長は「与えた損害は金銭的なものだけではない。今後、どう償っていくか改めて考えてほしい」と説諭した。言い渡しの最中、渡辺被告が泣き出し、過呼吸のようになったため、一時、言い渡しが中断する場面があった。【道下寛子】



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  • 自分の犯罪を他人のせいにする奴は刑務所から出てきてほしくないなあ。
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