米で注目のAI規制法案 カリフォルニア州知事が拒否権を行使 「規制の枠組みは技術発展のペースに合わせなければならない」

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2024年09月30日 13:09  TBS NEWS DIG

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アメリカ西部カリフォルニア州のニューサム知事は29日、AIの規制法案に拒否権を行使したと発表しました。

法案はAIの脅威を未然に防ぐ目的で、▼AIの安全テストの実施義務や、▼重大な被害が起きた場合、州が開発企業に対し損害賠償を求めることができるなどの内容で、連邦政府に先駆けてAIを規制する法律として注目されていました。

法案は先月末に州議会を通過し、成立には今月30日までに知事の署名が必要でしたが、29日、ニューサム知事は拒否権を行使したと発表しました。

理由については「目的には同意するが、AIを効果的に規制する枠組みは、技術発展のペースに歩調を合わせなければならない」などとしています。

法案については、これまでグーグルやメタといったAI企業のほか、民主党のナンシー・ペロシ元下院議長ら有力議員からも「開発の停滞を招く」として批判の声があがっていました。

このニュースに関するつぶやき

  • 地元企業に配慮したんだろうが、第三者からの監視って絶対必要だと思うんだよね。AIそのものよりも、AIを育てる情報がプライバシー侵害に繋がるのが俺としては怖いな。
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