車で一方通行道を100キロ超スピードで逆走か「酒見つかる前に道を抜けたくてスピード出した」危険運転致死容疑などで18歳男送検　埼玉・川口市

埼玉県川口市で飲酒運転の車が一方通行の道を逆走し、別の車と衝突して男性が死亡した事故で、男は幅2.5メートルほどの道を時速100キロ以上で逆走したとみられることが分かりました。

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一方通行と示された道を白い乗用車が逆走しています。そして、猛スピードのまま別の車に衝突しました。

この事故はきのう、埼玉県川口市の交差点で起きたもので、衝突された車の運転手・縫谷茂さん（51）が死亡しました。逆走車を運転していた中国籍で18歳の男が逮捕され、けさ、危険運転致死などの疑いで送検されました。

その後の捜査関係者への取材で、男は指定速度30キロで、幅およそ2.5メートルの道を時速100キロ以上の猛スピードで逆走したとみられることが分かりました。

男からは基準値を超えるアルコールが検出されていて、取り調べに対し、「酒を飲んでいることが警察に見つかる前に、一方通行の道を抜けたくてスピードを出した」と供述しているということです。