「フォーシーズンズホテル大阪」摩天楼からの景色と上質な食体験が待つラグジュアリー空間でリトリート旅

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2024年10月06日 07:34  モデルプレス

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フォーシーズンズホテル大阪/提供画像
【女子旅プレス=2024/10/06】ラグジュアリーホテルブランド・フォーシーズンズホテルの日本4施設目として大阪・堂島に開業した「フォーシーズンズホテル大阪」。多彩な客室での滞在をはじめ、陽光さす開放的な朝食ビュッフェ、高層階から景観を見渡すプール、日没後は煌めく夜景を眺めながらバーでいただく個性的なカクテル…と記憶に残る体験が待っています。<宿泊レポ>

【写真】大阪初進出フォーシーズンズホテルに泊まってみた<体験レポ>

◆水都・大阪の摩天楼でリトリート「フォーシーズンズホテル大阪」

2024年8月に開業した「フォーシーズンズホテル大阪」は、大阪駅まで徒歩約10分、文化とビジネスの街・堂島の複合タワー「ブリリアタワー堂島」内の地下1階〜2階と28階〜37階部分に位置。

近年堂島エリアは再開発に伴い、話題性のあるホテルや高層ビルの建設が進む一方で、少し街中を歩くと地域で愛されてきた喫茶店や定食屋など昔ながらの懐かしい風景にも出会える、新旧入り混じる街として知られています。

建物外観は、大規模な街の真ん中を堂島川が流れる“水の都”大阪らしい、ヨットの帆のようなフォルムが特徴的。タワー内には、洗練された175室の客室、レストラン・カフェバーなど5つの料飲施設、フィットネス、プール、スパ、3つの宴会・会議室施設などを擁しています。

◆アートがホテル内を彩るラウンジフロア

メインエントランスに足を踏み入れると、ナチュラルな色合いを基調に、大阪城の石垣をイメージさせる石材や格子を思わせる木組みなどをインテリアに取り入れた、モダンな空間が広がります。

洗練された印象のロビーラウンジをさりげなく彩るのが、宙に浮かぶ植栽と水盤や、巨大な漆の像といったアート作品の数々。支柱で目隠しされた裏側をのぞくと、チェックインを行うゲストを煎茶でおもてなしする日本茶ティーラウンジ<CHA>も設けられています。

メインエントランスを抜け、エレベーターホールに進むと雰囲気が一変。ロビーラウンジの印象とはがらりと雰囲気が変わり、こちらは鳥居のような朱一色に染まった空間が広がっています。

ロビーラウンジは和のエッセンスが息づくスタイリッシュな空間であるのに対し、エレベーターホールは朱い大胆なカラーリングのデザインとすることで、大阪の街がもつ混沌とした“カオス”を上品に表現しているそう。

◆洋風と和風の両タイプから選べる客室

ホテルの客室は、洋室と和室というまったく異なるしつらえの和洋2タイプに大きく分類され、まるで建物内に2つのホテルが存在しているかのよう。

今回は洋タイプのデラックスルームに宿泊。客室フロアは28階以上の高層階にあるため、青空との大阪の街並みとを一望できます。2つのレイヤーで降りてくるカーテンはきっちり窓枠に収まるように設計されているので、遮光性は抜群。朝でも一筋の光も通しません。旅先でも快適に眠りたい方にはうってつけです。

巨大な壁付けテレビの横の格子をスライドすると、裏にコーヒーマシンや食器類が隠れています。引き出しにあるコーヒーとティーセレクションは無料。日没になると行燈のような照明が優しく客室を照らし、インテリアの端々にほんのり和の要素を感じます。

デザインへのこだわりが随所に光る「フォーシーズンズホテル大阪」ですが、バスルームの浴槽の形状が長方形でなく正方形というところも珍しいポイント。浴槽の4面のうち1面だけなだらかな斜面になっているため、背をもたれてゆったりバスタイムを楽しめます。

バスソルトもあるので、普段シャワー派の方もぜひ利用してみて。

アメニティではサステナビリティへのこだわりとして、原料が木の歯ブラシセットやヘアコームを採用。木の風合いが手のひらに馴染みやすいので、捨てずに持ち帰って普段使いや旅行用に活用したいところ。

また、和タイプが集まる特別コンセプトフロア“GENSUI(玄水)”は、エレベーターを降りるとフロア全体がシックなダークトーンでまとめられ、客室の明るさとの対比を感じられるデザインに。同フロアの宿泊だけが利用可能なティーサロンは、一般的なクラブラウンジのような用途でありながら和のテイストを感じられるしつらえ。
畳プレミアムスイート、畳グランドスイートなど同フロアの客室はすべて畳敷き。デザイン面以外でも浴衣や木の湯桶と和の要素を感じられるアイテムが散りばめられています。ワンフロア全て担当デザイナーも変えて、畳敷きの和室フロアをつくったのは、フォーシーズンズホテルブランド史上初めてなのだそう。

◆広東料理レストラン「江南春」で素材を味わうコース料理を

ディナーは、37階のシグネチャー・チャイニーズ・レストラン「江南春(ジャンナンチュン)」で、海鮮メインのコースをオーダー。“広東料理”レストランのため、いわゆる唐辛子や山椒などのスパイスをきかせた中華料理ではなく、素材本来の味わいを活かしたやさしい調理法のお料理のみで構成されています。そのため、辛い料理が苦手な子どもや年配の方を連れての利用も安心です。

こちらの「江南春」ですが、「フォーシーズンズホテル シンガポール」にあるレストランと同様の店名がつけられているものの、ヘッドシェフ及びメニューなどはシンガポールとべつもの。高層階からの大阪のスカイラインの眺望とラグジュアリーな空間で、ここならではのダイニングエクスペリエンスを楽しめます。

半熟卵のマリネ・鮑の清酒蒸し・チェリートマトのコンポートの前菜3種にはじまり、濃厚な白湯風の味わいの50年熟成陳皮入りスープなど全6品のコース構成。広東料理の真髄を守りつつ、モダンに昇華させたお料理の数々は見た目にも美しく、いい意味で奇をてらわない安心感のある味わいです。

蟹の甲羅詰めは、グラタンのようで誰もが好む一品。愛らしい蟹の形の添え物はほんのり甘いショウガゼリー。蟹は身体を冷やす食材であるため、ショウガで身体を温めてほしいという心配りなのだそう。

蟹や黒なまこが使われた江南春スタイルの炒飯も、とても上品な味つけ。

甘味は涼し気なガラスの器で提供される鏡花水月 豆腐花のデザート。シロップの中で菊の花のように繊細に花開く包丁の入りが実に見事。鏡花水月 豆腐花のデザートは、シェフの包丁さばきの腕前の高さがあってこその一品です。

ドリンクも青島ビールなどのアルコール類と、烏龍茶、白茶、白烏龍茶、プーアール茶といった多彩な中国茶をポットサービスで提供。食べ慣れた町中華とはまた違った、上品で繊細な味わいのお料理ばかりで、なんとも新鮮な中華体験でした。

◆ドラマティックな夜景と創作カクテルに酔いしれる「バー・ボタ」

同じく37階の「バー・ボタ」は、ドラマチックな円形カウンターと大阪の伝統工芸を融合させたコンテンポラリーなバー。高層階から見渡す絶景と共に、バーテンダーが大阪の街からインスピレーションを得て開発したオリジナルカクテルをいただけます。

メロンリキュールベースの「道頓堀スライダー」、味噌とバーボンと檜が香る「コントラスト」、ベリー二に日本酒を加えた「ロッシーニーズバック」、「梅干マティーニ」、「ゆず抹茶ハイボール」など、和と洋のテイストがMIXされた、地域性のあるクリエイティブなカクテルばかり。

地元大阪の工芸品である天満切子(てんまきりこ)の要素を取り入れた内装にも着目しつつ、ここならではの特別なバー体験を過ごしてみて。

◆陽光が爽やかにさす「ジャルダン」で朝食ビュッフェ

大きな窓が一面に張り巡らされ、木漏れ日が明るくさしこむ1階の「ジャルダン」は、オールデイ対応のフレンチビストロ。

天井が高く開放感溢れる店内席と、緑豊かな屋外のテラスエリアがあり、朝のビュッフェから手軽なランチ、アフタヌーンティーに夜の一杯まで、幅広シーンに対応するさまざまなメニューを用意しています。

複数名でテーブルを囲んでも一体感が生まれやすいよう、あえてテーブル席を近めに配置しているのだそう。

朝食はアラカルトメニューからメインを1品選ぶセミビュッフェ形式。メイン料理は、クロワッサンベネディクトをはじめ、アボカドトーストやフレンチトースト、ホイップクリームと果物のコンポートを添えたバターミルクパンケーキ、ベジタリアン対応のポキボウルなどから選べます。

特にクロワッサンベネディクトの種類が豊富で、ポーチドエッグワカモレにスプラウトやチーズをたっぷりのせたものや和牛を使ったもの、さらには焼きおにぎりのベネディクトというユニークな一品も!

ビュッフェ台には、ウィンナーやグリル野菜、スモークサーモンなどの冷菜、サラダ、ヌードルバー、ペイストリー、果物やデザートなどが種類豊富に並び、朝から満腹になってしまうこと間違いなし。

朝8時からオープンしているベーカリーショップ「ファリーヌ」を併設しているので、時間がない時はこちらでペイストリーをピックアップしていくのもおすすめです。

摩天楼のタワーの中には、ラグジュアリーな客室と天空のダイニング、そして心地よいおもてなしが待っていました。大阪での特別なホテルステイや、メモリアルな食事の場として、さまざまなシーンで利用してみてほしい一軒です。(女子旅プレス/modelpress編集部)

■フォーシーズンズホテル大阪
場所:大阪市北区堂島二丁目4番32号
ホテル:地下1階〜2階、28階〜37階 総客室数:175室

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