大型ハリケーン「ミルトン」直撃のアメリカ南部・フロリダ州で14人の死亡が確認　竜巻が相次いで発生　多くの建物が破壊

大型ハリケーン「ミルトン」が直撃したアメリカ南部・フロリダ州で14人の死亡が確認されています。竜巻などが原因とみられます。

大型ハリケーン「ミルトン」は10日、フロリダ半島を横断し、大西洋に抜けましたが、大雨による洪水で多くの地域が冠水していて、警察や消防などによる救助活動が続いています。

住民
「何と言ったらいいか分からない。ここで生まれ育ったがこんなことは初めてだ」

フロリダ州南東部のセントルーシー郡などで竜巻が相次いで発生していて、CNNテレビによりますと、これまでに少なくとも14人の死亡が確認されました。

また、メジャーリーグ・タンパベイ・レイズがホームグラウンドにしているドーム球場の屋根が吹き飛ばされるなど多くの建物が破壊され、現在も州内のおよそ270万世帯で停電が続いているということです。

アメリカ南部は2週間前にハリケーン「ヘリーン」に襲われ、230人以上が死亡しています。