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藤岡弘、(78)の長男で俳優の藤岡真威人(20)が、テレビ東京系ドラマ「ウイングマン」(22日開始、火曜深夜24時30分)で主演を務めることが発表され、このほど取材に応じた。
80年代に週刊少年ジャンプで連載された、漫画家の桂正和の代表作。生誕40周年を記念して、実写ドラマ化が実現した。特撮ヒーローオタクの高校生・広野健太(藤岡)が、自身が空想したヒーロー”ウイングマン”への変身能力を手に入れ、異次元世界からやってくる敵と戦う。
健太は実力が伴わないへっぽこヒーローで、攻撃を受けるシーンが多い。撮影を振り返り「吹っ飛ばされるシーンばかりだった」と語った。さらに撮影は真夏の炎天下で行われ、「這いつくばって前に進もうとするシーンがあったが、アスファルトが熱々のフライパンみたいでやけどしそうだった」と過酷な裏側も明かした。マネジャーからはその際の表情を褒められたが、「ただ熱かっただけ。もはや芝居じゃない」と笑った。
坂本浩一監督(54)は「一番はじめのアクション練習からお父さんの遺伝子をすごく感じた」と藤岡のアクションを絶賛した。「ところどころに見せる目とか存在感から、遺伝子を強く受け継いでいると感じた」と魅了されていた。
藤岡は自身のヒーローのような存在を問われると、「父一択」と即答。「くっきり浮かび上がる。世界中の人たちにとってもヒーローだと思う」と感情を込めた。
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