「死んだほうがいい」夫の父親殺害の疑いで3回目の逮捕の夫婦 姉・4歳次女に続きなぜ…親族が感じた“違和感”の正体 命を奪うべき「家庭の事情」とは?

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2024年10月25日 18:35  TBS NEWS DIG

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4歳の娘ら2人を殺害した疑いで逮捕された夫婦がきょう、夫の父親を殺害したとして再逮捕されました。事件前、父親について「死んだほうがいい」という趣旨のやり取りをしていたことが、捜査関係者への取材で分かりました。

記者(今年2月)
「出てきました。捜査員に連れられて出てきました」

今年、4歳の娘ら2人を殺害したとして逮捕された夫婦。今度は夫の父親・勇さん(当時73)に対する殺人容疑で再逮捕されました。

記者
「いま、志保容疑者が捜査員に車いすに乗せられます」

東京・台東区の会社経営・細谷健一容疑者(43)と志保容疑者(38)。夫婦はこれまでに、▼当時4歳の次女を殺害したとして、▼また、健一容疑者の姉を殺害したとして、それぞれ逮捕されていて、3回目の逮捕です。

記者
「健一容疑者ら家族と、亡くなった父親と姉は、あちらの同じマンションに住んでいました」

3人の死に共通して疑われるのが有害物質「エチレングリコール」です。

親族は勇さんについて…。

勇さんの親族
「(入院中)だいぶ弱っているんだよね。だんだん話が通じなくなっちゃって、(見舞いに)行っても『うんうんうん』って言うくらいで、会うごとに弱っているね」

夫婦は勇さんが亡くなる10か月ほど前から、複数回にわたって「エチレングリコール」を購入。“何らかの飲食物”に混ぜ、摂取させたとみられています。

勇さんの死の直後、親族は“ある違和感”を感じていました。

勇さんの親族
「(勇さんが)棺の中にもう入っていて、その時に健一がいないんだよね。おかしいなというのだけども、何か家庭の事情があるようなね。(そのとき健一容疑者とは)話を一言もしていないからわからない」

命を奪うべき「家庭の事情」とは、いったい何なのか。

警視庁は会社の経営や相続をめぐるトラブルがあったとみていて、捜査関係者によりますと、夫婦は事件前、父親について「死んだほうがいい」といった趣旨のやり取りをLINEでしていたということです。

実はもう1人、健一容疑者の母親(当時68)が同じ年の1月に亡くなっていて、警視庁が関連を調べています。

きょう、8か月ぶりに姿を見せた健一容疑者。やつれたようにも見えますが…関係者によりますと、逮捕後のダイエットで60キロ痩せたということです。

事件については、夫婦ともに黙秘しているということです。

このニュースに関するつぶやき

  • 古代文明の生け贄とか王家の骨肉権力争いとかも似たような心理状態だったのかも。魔女狩りの実態もご近所トラブルとかだし。
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