家電量販店などでは、度々値下げ交渉をすることもあります。人によって感覚が分かれるこの問題に、以前タレントのマツコ・デラックスさんが言及して話題になりました。
■夫の値下げ交渉、みっともないと感じる妻
注目を集めたのは、今年5月放送の『5時に夢中!』(TOKYO MX)での一幕。
番組では、「家電量販店で1円でも安く値切ろうとする夫をやめさせるべきか」と悩む女性からの相談を取り上げた記事が紹介され、女性は「商品を安く買えるのはありがたいが、夫のことを正直みっともないと感じてしまう」といいます。
値下げ交渉について、記事では「客側の商品を買いたいという意思と、店側の商品を買ってもらい売上を伸ばしたいという意図が一致して初めて成立する」ものであり、「決して不当で恥ずかしいものではない」と解説されていました。
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■マツコ「奥様のほうの見識を疑いました」
これにマツコさんは、「家電量販店って値下げ交渉ありきじゃない? あんなに楽しいことないよね」とコメント。
株式トレーダーの若林史江さんも「堂々と書いてあるお店あるもんね、『他店より高かったら言って下さい!』みたいな」「ネットで調べて見せながら交渉するもん。あれ、本当に安くしてくれるんだよね」と話します。
マツコさんは、「家電量販店で“みっともない”って、私はこの奥様のほうの見識を疑いましたよ」とも話し、「そういう治外法権みたいなところで楽しまなかったら、何が楽しくて生きてんだろう。この女は」と笑いを誘いました。
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■家電量販店での値切り、約6割は肯定的
ちなみに、Sirabee編集部が全国の10代〜60代の男女662名を対象に「家電量販店での値下げ交渉をどう感じるか」意識調査を行ったところ、全体で63.9%が「値下げ交渉をすることに肯定的だ」と回答。
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なお、このうち32.2%の人は「自分も値下げ交渉をした経験がある」と回答しています。
相談者の女性のように「あまり良く思わない」人は13.8%、「とくに何も思わない」が22.4%でした。
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■マツコの交渉術は「もう一発目から…」
番組司会の垣花正さんから、「何か交渉術はありますか?」と問われると、若林さんは「家電量販店さんは、ネット見て(値段を調べてから行く)やらしいけど」とコメント。
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マツコさんは「私はまず、係の方がついてくれた時点で『安くして…!』って言う。もう一発目からそこから入る」といいます。
続けて「家電量販店の人はそれに慣れている方たちだからさ、楽しんでくれるわけじゃない。せめぎ合いのフリをしながら、『これが限界です!』って言われて『そんな訳ない』って思いながらね(笑)」。
「でも、これ以上言ったらルール違反だっていうところまでのせめぎ合い」と、あくまで常識の範囲内であると強調した上で、しみじみ語っていました。
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(文/Sirabee 編集部・衣笠 あい)【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2024年5月31日〜2024年6月7日
調査対象:全国10代〜60代の男女662名