石澤研究所は、11月8日の“いい歯の日”を前に、「オーラルケア」に関する調査を実施した。
この調査は、437名を対象に、10月1日〜6日にインターネットで実施したもの。調査ではまず、「歯やお口で気になることはありますか?」と聞いたところ、99.3%が「はい」と答え、歯や口で気になることがあると回答した。
そこで「はい」と答えた人に、「どのようなことが気になっているか」を複数回答で質問。その結果、1位が「黄ばみ」、2位が「歯の色」、3位が「口臭」という結果になった。マスク生活が明けたことをきっかけに、これまで以上に歯の色や会話の際の口の臭いが気になる……という人もいるのかもしれない。
また、「“いい歯”のイメージを教えてください」との質問を自由回答で聞いたところ、最も多く登場したワードは「白い歯」だった。他にも「歯並び」「綺麗」「健康」「歯茎」などのワードが集まり、見た目の美しさと歯や歯茎が健康的であることが“いい歯”であると考えている人が多いようだ。
次に「“いい歯”でいるために使っているアイテムや、行っていることを教えてください」と質問。すると、約9割が「食後の歯磨き」を行っていると答え、+αのケアとして「歯間ブラシ/デンタルフロス」「マウスウォッシュ」を取り入れている人が半数以上いた。また、約3人に1人は「歯科医の定期健診」を受けており、“いい歯”でいるために意識的に様々なケアを取り入れていることがわかる。
続けて「オーラルケアは美容の一部だと思いますか?」との質問には84.4%が「はい」と回答。ほとんどの人が、オーラルケアを美容の一部だと認識していることがわかる。
そこで「はい」と答えた人に、美容として取り入れた/これから取り入れたいオーラルケアについて質問。その結果、「ホワイトニング」がトップで、他には「歯科矯正」「歯並び」など、見た目に関係するワードが多く集まった。
また、「セルフホワイトニング」「ホームホワイトニング」といったワードもみられ、自宅で簡単にケアできるアイテムが増えている昨今、オーラルケアが以前よりも身近なものになり、美容としての関心も高まっていると見られる。
さらに「外出先で使うオーラルケアアイテムはありますか?」と質問。その結果、1位が「歯ブラシ/歯磨き粉」、2位が「マウスウォッシュ」、次いで「ガム」「タブレット」と、約85%が外出先でもオーラルケアを行っていることがわかった。オーラルケアのアイテム数が増えたことや、美容としての意識が高まったことから、外出先でもこまめなケアを心掛けている人が増えてきていると言えそうだ。
これに付随して、「外出先で使うオーラルケアアイテムに求めることは何ですか?」とたずねると、1位が「コンパクト」、2位が「水なしで使える」、3位が「個包装/使い切りサイズ」という結果となった。
元記事はこちら:https://www.narinari.com/Nd/20241191131.html