同じルーツを持ちながらも、各国で発音や文法などに違いのある英語。現在どちらかと言うとアメリカ英語が主流になっているようだが、綺麗で上品な発音のイギリス英語に愛着を持つ人も多いようだ。
今、SNS上ではそんなイギリス英語をChatGPTに調教する実験動画が大きな注目を集めている。
「ChatGPTにイギリス英語を調教してみた」と件の動画を紹介したのは英語発音コーチのだいじろーさん(@DB_Daijiro)。
初め「a bottle of water」を「バローロブワーラー」とアメリカ訛りで発音していたChatGPT。しかし指導を受けるうちに少しずつ「ボトルオブウォーター」と綺麗に発音できるようになるのだった。
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今回の試みについてだいじろーさんにお話を聞いた。
ーーChatGPTにイギリス英語を仕込もうと思われた経緯は?
だいじろー:ChatGPTとの会話で遊んでいる時、発音を変えたりできるものの、まだ精度が曖昧であることに気付きこのアイディアを思い付きました。
ーー専門家としてChatGPTの反応、学習ぶりは?
だいじろー:凄いことには凄いのですが、求めるレベルには達していません。今後のAIのさらなる発展が楽しみです。
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ーー大きな反響がありましたね。
だいじろー:予想以上の反響で嬉しいです。あまりにChatGPTとの会話が自然なので台本だと思ってる人もいるようですが、本当にリアルタイムで会話したものです。よかったらご自身でもやってみてください。
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SNSユーザー達から
「まじで好きすぎる この隠しきれない知性と膨大な知識により組み立てられた壮大なコント」
「こんなにchatGPTに向かって本気出してる人見たことない しかも褒めて伸ばすスタイル」
「これ最高 日本人っぽい発音は1発でできてるの笑ったw」
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など数々の驚きの声、称賛の声が寄せられている。日々進化を遂げるChatGPT。今後さらに洗練されたイギリス英語を喋られるようになることを期待したい。
なお今回の話題を提供してくれただいじろーさんはX、YouTube等で英語、英語発音に関する情報を発信中。いずれも非常に含蓄ある内容なので、ご興味ある方はぜひチェックしていただきたい。
(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)