5日放送の『あさイチ』にて、インスタントラーメンをおいしく食べる方法を特集。
インスタントの袋麺をモチモチ食感にできる裏ワザを実際に試してみたところ、うれしい発見もあった。
■「袋麺」の簡単裏ワザ
番組では、インスタント麺研究家の大和イチロウ氏によるさまざまなテクニックを紹介。味噌ラーメンの味変としてチョコレートをチョイ足しする裏ワザなどを取り上げた。
そのなかには、鍋をした後のシメに入れる「袋麺」の裏ワザも。大和氏によると、鍋に入れる前に電子レンジを使うことで、麺をのびにくく、モチモチの食感にできるという。
やり方は、まず耐熱容器に麺と水を入れ、袋に書かれているゆで時間が3分の麺であれば6分など、既定の倍の時間で加熱する。
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■「ワンランク上に」
試食したタレント・副島淳は「めっちゃプルプルしてます。噛んでいても弾力をすごく感じやすい」と驚いた。
麺を鍋で茹でると、熱が麺の外側からゆっくり内部に浸透するが、電子レンジの場合は麺の中心部から加熱されるため、麺のでんぷんの糊化が進んでモチモチになりやすいとのこと。
ちなみに、麺を加熱する前の水に食用の重曹を小さじ1/2杯溶かすと、化学反応によりでんぷんが流れ出にくくなるため、よりモチモチ感がアップする。
大和氏の話では、とくに油揚げ麺の場合、この裏ワザを使うことで「ワンランク上に上がる」ほど食感が変化するという。
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■さっそく試したら…1本1本に弾力が!
さっそくSirabee編集部でもこの裏ワザを試して袋麺を食べてみた。
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袋のインスタント麺と水、耐熱皿を用意し、耐熱皿に麺と水を入れる。水の量は好みだが、スープの味がしっかりと出たほうが良いため、気持ち少なめにしてみた。
目安のゆで時間3分の倍の6分間、600ワットの電子レンジでチン。でき上がった麺は見た目はとくに変わったところのない、ごく普通の麺に見える。
今回は鍋の用意はないため、そのまま付属のスープの素を入れて、麺をほぐして食べてみた。
いざ麺を箸ですくってみると…。お! 何やらプルプルしている気がする。
食べてみると、柔らかくモチモチ。ゆですぎてふやけてしまったのとは違い、麺の1本1本に弾力があるのが分かる。
これは確かに、鍋のシメに入れたり、疲れて帰ってきたりしたときに食べるのにちょうど良いかもしれない。個人的にはすごく好きな食感だ…。
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■さらに発見も
せっかくなので、冷蔵庫にあったハムと野菜もプラスして平らげた。近くで見ると、より麺のプルップル感が分かる。
さらに、良い発見もあった。この方法であればレンチンするだけで手軽に作ることができるので、洗い物も器1つで済む。
簡単なだけでなく、ちょっとのひと手間で美味しい食感が楽しめる。この裏ワザは覚えていて損はなさそうだ。
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(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)