11月8日は「信楽たぬきの日」。
信楽焼の産地である滋賀県甲賀市信楽町の観光協会が制定した記念日です。
日本古来の動物であるたぬきは、おとぎ話やことわざにも出てくるなど、長年にわたって親しまれてきました。アニメにもたぬきにまつわるキャラクターが存在します。
変化の術で人々を驚かせたり、人間社会に溶け込んで暮らしていたり、ビジュアルがたぬきっぽかったりと、作品によって描かれ方も異なります。
そこでアニメ!アニメ!では「“たぬき”キャラといえば?」と題した読者アンケートを昨年に引き続き実施しました。11月1日から11月3日までのアンケート期間中に130人から回答を得ました。
男女比は男性約35パーセント、女性約60パーセント、無回答が約5パーセントで、女性が多め。年齢層は19歳以下が約35パーセント、20代が約20パーセントと若年層が中心でした。
■ゲームのたぬきキャラも人気!
第1位
1位は『ドラえもん』のドラえもん。支持率は約28パーセントで、4年連続トップでした。
「ネコ型ロボットなのに初対面の相手には必ずたぬきと間違われてしまうから」や「まん丸な体型はネコというよりもたぬきがピッタリ。体の色から青ダヌキと呼ばれてしまったこともあります」、「ゲストキャラクターが登場する『映画ドラえもん』では、たぬきと間違えられる機会が多いイメージ。“僕はたぬきじゃなーい!”の叫び声を聞いた客席の子どもたちが大笑いして盛り上がっています」と国民的キャラクターが今年もトップに。2025年3月には『映画ドラえもん』シリーズ45周年記念作品『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』の公開が決定しています。
第2位
2位は『どうぶつの森』のたぬきち。支持率は約9パーセントで、昨年の同率4位からランクアップしました。
たぬきちは村で商店や不動産屋を営んでいます。「村に移住してきたプレイヤーにローンを組ませることで有名なたぬきキャラ。ゲームを遊んでいない人でも知っている人は多いと思う」や「双子のまめきち&つぶきちはパッチリお目々だけど、たぬきちは眠たそうな目が特徴的。『あつ森』こと『あつまれ どうぶつの森』も発売から4年経ってもまだまだ人気なので」とゲームに欠かせないキャラクターが上位に入りました。
第3位
3位は『東方Project』の二ッ岩マミゾウ。支持率は約7パーセントで、昨年の2位から順位を下げました。
読者からは「由緒ある正統な妖怪化け狸の中でも、仲間たちをまとめる頭領のような存在。その力を表す大きな尻尾はモフモフで温かそう」や「もともとは外界で暮らしていましたが、幻想郷にやってきた化け狸です。たぬきというとマヌケなイメージもあるけれど、頭領として高い実力を誇ります」と可愛らしいビジュアルや妖力の高さが魅力的です。2位と3位はゲームのキャラクターが続いてランクインしました。
■そのほかのコメントをご紹介!
『有頂天家族』下鴨矢三郎には「京都の糺ノ森に暮らす狸一族の名門・下鴨家の三男。受け継いだ“阿呆の血”のままに天狗や人間を翻弄しながら現代京都を駆ける姿が印象的。京都を歩くと腐れ大学生に化けた矢三郎がどこかに紛れているんじゃないか、と考えてしまいます」。
『SUPER LOVERS』タヌキには「海棠家の飼い犬でれっきとしたポメラニアンなのだが、本物のタヌキを見たことがない零が勘違いしたことから名付けられた可愛いワンちゃんなので」。
『うちの師匠はしっぽがない』大黒亭まめだには「マンガが完結したので、アニメの第2期と原作ラストまでの映像化への願いを込めて1票!」。
『妖怪学校の先生はじめました!』狸塚豆吉には「豆狸の妖怪ですがとても可愛く、新米教師として赴任してきた晴明にも明るく接してくれるいい子! アニメでハマったばかりなのですが、誰とでも仲良くできる豆を毎週楽しみにしています」と現在放送中のタイトルにも投票がありました。
2024年版ではトップの『ドラえもん』をはじめ、本当はたぬきではないのに見た目で間違われてしまうキャラクターや、雰囲気がどことなくたぬきっぽいキャラクターもランクイン。たぬきが親しみのある動物だとわかる結果となっています。
■ランキングトップ10
[“たぬき”キャラといえば? 2024年版]
1位 ドラえもん 『ドラえもん』
2位 たぬきち 『どうぶつの森』
3位 二ッ岩マミゾウ 『東方Project』
4位 守鶴 『NARUTO -ナルト-』
5位 下鴨矢三郎 『有頂天家族』
5位 スレッタ・マーキュリー 『機動戦士ガンダム 水星の魔女』
5位 狸塚豆吉 『妖怪学校の先生はじめました!』
5位 渡狸卍里 『妖狐×僕SS』
9位 信楽たぬき男 『逃走中 グレートミッション』
10位 信楽 『繰繰れ!コックリさん』
(回答期間:2024年11月1日〜11月3日)
■全体ランキング
[“たぬき”キャラといえば? 2024年版]
1位 ドラえもん 『ドラえもん』
2位 たぬきち 『どうぶつの森』
3位 二ッ岩マミゾウ 『東方Project』
4位 守鶴 『NARUTO -ナルト-』
5位 下鴨矢三郎 『有頂天家族』
5位 スレッタ・マーキュリー 『機動戦士ガンダム 水星の魔女』
5位 狸塚豆吉 『妖怪学校の先生はじめました!』
5位 渡狸卍里 『妖狐×僕SS』
9位 信楽たぬき男 『逃走中 グレートミッション』
10位 信楽 『繰繰れ!コックリさん』
11位 タヌキ 『タヌキとキツネ』
11位 ラフタリア 『盾の勇者の成り上がり』
13位 トニートニー・チョッパー 『ワンピース』
13位 ポコえもん 『ドラベース ドラえもん超野球外伝』
13位 やまだぬき 『浦島坂田船の日常』
(回答期間:2024年11月1日〜11月3日)
※本アンケートは、読者の皆様の「今のアニメ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。