山崎貴監督、念願スーツ・オブ・ザ・イヤー受賞、新作ゴジラと「また来られたらいいな」

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2024年11月13日 20:42  日刊スポーツ

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「SUITS OF THE YEAR2024」でイノベーション部門に選出された山崎貴監督(撮影・村上幸将)

山崎貴監督(60)が13日、都内で行われた「SUITS OF THE YEAR2024」(スーツ・オブ・ザ・イヤー)でイノベーション部門を受賞した。3月に「ゴジラ−1.0」で第96回米アカデミー賞でアジア初の視覚効果賞を受賞するなど、VFK(視覚効果)で、人の想像を超える世界観を作ったことなどが評価された。


山崎監督は「イケてる人たちが毎年、もらっている賞が、ついに僕に来て自慢しちゃいました。ゴジラに、いろいろな風景を見せてもらいましたけど…ゴジラ、ありがとう」と感謝した。1日には新作「ゴジラ」映画の製作を発表したばかりだが「新作のゴジラを作ることを発表しましたけど…また、来られたら良いな」と笑みを浮かべた。


この日、着用したスーツについて聞かれると「視覚効果的。シャドウストライプという柄だそうです」と説明。「CGのスペキュラー(反射)の差を使って高級感を出す。視覚効果的に面白いと思う。CG的にいろいろな光沢が現れるとリッチに見える。僕にふさわしいスーツ」と満面の笑みを浮かべた。


普段の仕事についても語った。「(製作チームの)山崎組は、メチャクチャ遅刻に厳しい。1分、遅れてもおごる。役職が上になればなるほど、高級なお弁当をおごらなければいけなくなる。1分で15万、20万…時計を見て絶対、遅れないようにするのが身に着いている」と強調。この日はスイスの高級時計ロンジンのコンクエストを着用したが「時計は大事」と声を大にした。


トークの中で、今年のテーマ「五感を刺激する」に話が及んだ。山崎監督は「ゴジラ−1.0」の受賞を踏まえ「(受賞したのは)視覚、聴覚だけなんですけど、できるだけディティールを細かくして、潜在意識で、いるように感じさせたのが良かったのかな」と説明。「潜在意識に訴えかければ、どこかで本当にいるかも知れないと怖くなると思って作った」と振り返った。

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