実質GDP、2期連続プラス=7〜9月期、個人消費回復

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2024年11月15日 09:02  時事通信社

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時事通信社

 内閣府が15日発表した2024年7〜9月期の国内総生産(GDP、季節調整済み)速報値は、物価変動の影響を除く実質で前期比0.2%増、この成長が1年続いた場合の年率換算で0.9%増だった。個人消費の回復が続き、2四半期連続のプラス成長となった。

 赤沢亮正経済財政担当相は記者会見で「雇用・所得環境が改善する下で、緩やかな成長が続いている」と指摘。成長型経済への移行に向けて「策定中の経済対策も含め、政策運営に万全を期す」と強調した。

 内需の柱である個人消費は前期比0.9%増と2期連続のプラス。認証不正による生産停止の影響が縮小した自動車購入が伸び、携帯電話新機種の売れ行きも堅調だった。台風や南海トラフ地震「臨時情報(巨大地震注意)」の発出を受け、備蓄のためのパックご飯や清涼飲料水などの購入も増えた。

 設備投資は0.2%減と2期ぶりに減少。工場建設関連の支出が減り、生産用機械や業務用機械向け投資も不振だった。 

このニュースに関するつぶやき

  • GDPはドイツに抜かれて4位だけど、さらに問題は1人あたりのGDPだよ。39位と下がりぱなしで台湾やサウジより下になった。アメリカもパートナー国としては頼りないと感じているだろう実質GDP、年0.9%増=2期連続プラス―7〜9月期 (時事通信社 - 11月15日 09:02)
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