中国大引:上海総合1.5%安で続落、バイク関連に売り
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2024年11月15日 17:01 サーチナ
15日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前日比49.11ポイント(1.45%)安の3330.73ポイントと続落した。
前日の軟調地合いを継ぐ流れ。トランプ次期米大統領の政権では、重要なポストに対中強硬派が就任する見通しで、対中圧力が強まると懸念されている。また米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が14日に南部テキサス州ダラスで開かれた講演で、「利下げを急ぐ必要はない」と明言したことも気がかり材料となっている。一方、取引時間中に公表された中国経済指標はまだら模様。注目度の高かった10月の小売売上高は市場予想を上回ったものの、10月の鉱工業生産と1〜10月の固定資産投資は予想にとどかなかった。1〜10月の不動産開発投資は減少率が拡大している。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、バイク関連の下げが目立つ。中電科芯片技術(600877/SH)が4.6%安、力帆科技集団(601777/SH)が4.6%安、隆キン通用動力(603776/SH)が4.0%安で引けた。
電子情報株も安い。大唐電信科技(600198/SH)がストップ安。中国軟件与技術服務(600536/SH)が8.2%、四創電子(600990/SH)が6.4%ずつ下落した。不動産株、航空機製造株、電子部品株、公益株、発電設備株なども売られている。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.64ポイント(0.23%)安の276.04ポイント、深センB株指数が4.22ポイント(0.33%)安の1258.54ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)
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