限定公開( 2 )
安価で売られていたジャンク品のファミコンが、実はかなりのレアものだった――。そんなエピソードが話題です。ファミコンの箱自体、今どきなかなかお目にかかれないものですが、コントローラーをよく見るとさらに珍しい点が……。
●見つかったのはABボタンが四角いゴムの初期型ファミコン!
投稿主はX(Twitter)ユーザーのレトロ万歳さん。とあるショップで330円のジャンク品を購入したところ、ある違和感に気付きました。
その原因は、コントローラーのA、Bボタン。広く知られているものは形状が丸いプラスチック製なのですが、このジャンク品では四角いゴム製だったのです。
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このゴムボタン、実は初期のファミコンに採用されていたもの。使い込んでいるうちに、しばしばめり込んで戻らなくなるほか、最悪もげることがあり、のちのマイナーチェンジで連打の利く丸いボタンへ改良されたのです。
ちなみに、当時はコントローラーのカバーとボタンを丸ボタン仕様へ交換できる、公式の部品セットも玩具店等で販売されていました。ゴムボタンに難儀して自分で交換したことがある……なんて体験をした方もいるのではないでしょうか?
●当時は不評の仕様も今となっては貴重品
初期型だと気付いた人から、「ホント戻らなかったもんなあ、四角ボタン。丸ボタンのコントローラーに換装した時の爽快感は半端なかったw」「よくちぎれて抜け落ちましたよね」と、苦労した思い出が寄せられたこの投稿。ただ、当時は不評だった仕様も今となっては希少ということで、リプライではレアもののゲットを祝福する声が目立ちます。
なお、このジャンク品はさすがにそのままでは動作しなかったとのこと。レトロ万歳さんは基板を掃除し、映像が出力できるところまでこぎ着けています。
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