エールディヴィジ(オランダリーグ)の名門アヤックスは17日、2025−26シーズンよりクラブロゴを変更することを発表した。
1900年創設のアヤックスは、1928年からギリシャ神話に登場する英雄『大アイアース(アヤックス)』の頭部をあしらったエンブレムを採用しており、1990年(1991−92シーズン)に現在使用されている抽象的なバージョンへと変更された。現地サポーターの間では、旧ロゴの復活を望む声も根強かったなか、クラブ創設125周年を迎える2025年より、ロゴを旧バージョンへ戻すことが17日に正式に発表された。
アヤックスのメノ・ヘーレンCEOは、声明の中で「サポーターの大多数が長年この願いを抱いてきたことは我々も承知しており、125周年という節目は、クラシックロゴを戻す絶好の機会だと感じました。歴史が証明しているとおり、“アヤックスのDNA”に忠実であり続けることで、我々は最高のパフォーマンスを発揮できます。だからこそ、フットボール哲学や価値観、あらゆることを“DNA”を守るために行っています。クラシックロゴの復活は、このコミットメントを象徴するものであり、我々の豊かな歴史へのトリビュートであると同時に、我々が大切にしているすべての未来へのインスピレーションでもあります」とコメントしている。
なお、クラシックロゴは2025−2026シーズンから正式に採用され、段階的にクラブのすべてのロゴに導入するとされている。
【画像・動画】アヤックスが新エンブレム(ロゴ)を発表!
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Ajax Amsterdam, je bent nog net als toen. pic.twitter.com/detN6KoSyk— AFC Ajax (@AFCAjax) November 17, 2024