サッカー元日本代表でJ3・ガイナーレ鳥取のMF、長谷川アーリアジャスール選手の引退セレモニーが「泣ける」とSNS上で注目を集めています。
ガイナーレ鳥取は2024年11月17日、Axisバードスタジアム(鳥取市)でツエーゲン金沢とホーム最終戦に臨み、1-0で勝利。試合後には今季限りでの引退を発表している長谷川選手の引退セレモニーが行われました。
注目を集めたのは、パパである長谷川選手に宛てた息子のお手紙です。この日、会場を訪れていた家族を代表し、3兄弟の長男・ロイくんが朗読を行いました。
現在9歳のロイくんは「僕が生まれたとき、パパはもうサッカー選手でした。いろいろなチームに行ってたくさんの出会いと経験を僕たち家族にくれました」と語り、「パパは僕の親友だからいつも一緒でした。ママに怒られたときも、ごはんもお風呂も公園も寝るときもずっとそばにいました」と振り返りました。
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続けて、2023年4月にガイナーレ鳥取に加入した長谷川選手に対して「パパが突然鳥取にお引越しをして、家に帰ってこなくなりました。1カ月に1回、一度だけ一緒に寝たら鳥取に帰ってしまうようになりました。パパは僕たちのために1人で鳥取に行ったのです。そして、寂しさと戦ってサッカーを頑張ったと思います」と話し、「分かっていたけど、僕は寂しくてたまに意地悪をしました。ごめんなさい」と謝っています。
それでも「僕はガイナーレ鳥取が好きになりました。なぜなら、めっちゃかっこいいパパを呼んでくれた最高にセンスのいいチームだからです。これからもずっと応援するし、感謝を忘れずにいます。パパをチームの仲間にしてくれて、こんなに愛をくれてありがとう」とチームに感謝を伝えました。
最後は「パパ、18年間お疲れさまでした。サッカー選手のパパもサッカー選手じゃないパパも、かっこよくて自慢のパパだよ」と結んでいます。
長谷川選手やチームへ感謝を伝えるロイくんのスピーチに、YouTubeやXでは「素敵すぎる」「これは泣く!」「Jリーグの歴史に残るお手紙でした」「これは反則級に泣くわ」「ここ最近の引退セレモニーで1番感動した」「何度見ても何度聞いても涙が出ます」「何て良いファミリーなの」と、感動する人が続出しています。
長谷川選手は現在36歳。2007年に横浜F・マリノスでデビューし、国内8チームとスペイン1チームの計9チームでプレーしました。
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